樫原湿原

樫原湿原

佐賀県唐津市、福岡県との県境にそびえる背振山地(せふりさんち)の西、「九州の尾瀬」とも称されるのが樫原湿原(かしばるしつげん)。豊富な湧水で形成される湿原には、氷河期の残存植物ミツガシワをはじめ、絶滅危惧種や北方系植物が自生、70種もの湿地性植物が生育。「日本の重要湿地500」にも選定されています。

「九州の尾瀬」で湿地性植物を観察

海抜585m内外に位置する樫原湿原には遊歩道も設けられ、4月〜5月のミツガシワ(氷河期の残存植物)、6月中旬〜下旬には2000本のトキソウ、6月~11月のヒツジグサ、8月にはサギソウ(樫原湿原を代表する植物で、旧七山村の村花)、そして食虫植物のモウセンゴケ(花期は6月~8月)、ハッチョウトンボ(6月~8月)、佐賀県では樫原湿原でしか見ることのできないモートンイトトンボ(6月~8月)などの湿生昆虫を観察しながらの散策が可能。
113haが佐賀県自然環境保全地域となり、そのうち8haが特別保護区。
時計回りに一巡します。

樫原湿原
名称 樫原湿原/かしばるしつげん
所在地 佐賀県唐津市七山池原樫原
関連HP 唐津観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR浜崎駅からタクシーで30分
ドライブで 西九州自動車道浜玉ICから約14km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 唐津市七山市民センター TEL:0955-53-7175
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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