呼子大橋

呼子大橋(よぶこおおはし)は、海岸の台地に牛が放牧される加部島(かべしま)と東松浦半島を結ぶ斜張橋。平成元年に開通し、呼子町のシンボルともなっています。全長728mで、海面からの高さは27m、主塔は、橋桁から62.6mの高さ。ハープを2つ並べたように見えることからハープ橋とも呼ばれています。

美しい橋を渡って草原に牛が放牧される加部島へ

「風の見える丘公園」から眺めた呼子大橋

呼子側の弁天駐車場に車を入れれば、磯を渡る弁天遊歩道を使って弁天島へと渡ることも可能。
弁天島からは、呼子大橋を見上げることができます。
また、加部島側にも片島駐車場が整備されており、寄り道ができる仕組み。

加部島は、その最北端に14haの杉の原放牧場があり、牛50頭ほどが放牧されています。
全長1200mの遊歩道もあり、島南部の「風の見える丘公園」と2大観光スポットになっています。

加部島の北端、杉の原放牧場
加藤嘉明陣跡公園に寄り道を
弁天駐車場からは加藤嘉明陣跡公園に立ち寄ることも可能。
加藤嘉明(かとうよしあきら)は、北近江・賤ヶ岳の合戦で活躍した「七本槍」のひとり。
秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して、伊予国(現・愛媛県)の大名だった加藤嘉明は、九鬼嘉隆(くきよしたか/鳥羽城主、九鬼水軍を率いる)、藤堂高虎(とうどうたかとら/伊予今治藩主)、脇坂安治(わきざかやすはる/賤ヶ岳の七本槍の一人、淡路洲本藩主)などの水軍を率いる大将として呼子に陣を構えています。
陣跡は史跡公園として整備され、井戸や土塁の跡が残されているので、歴史に興味がある人は見学をおすすめ。
海を隔てた西側の岬には徳川家康が陣を構え、加藤嘉明の背後(南)には伊達政宗、黒田長政が陣を敷いていました。
文禄・慶長の役で水軍を率いて活躍の加藤嘉明
呼子大橋
名称 呼子大橋/よぶこおおはし
Yobuko Ohashi
所在地 佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦・加部島
関連HP 唐津観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR唐津駅大手口バスセンターから呼子行きで30分、呼子バス発着所下車。またはタクシーで5分
ドライブで 厳木多久道路牧瀬ICから約37.4km。または、西九州自動車道(福岡前原道路)前原東ICから約42.6kmで弁天駐車場
駐車場 弁天駐車場(60台/無料)
問い合わせ 唐津市呼子市民センター TEL:0955-53-7165
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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