浄蓮の滝

浄蓮の滝

天城(あまぎ)を代表する名瀑で、日本の滝百選にも選定されるのが静岡県伊豆市の浄蓮の滝。本谷川に架かる高さ25m、幅7mの滝で、滝壺の付近は夏でもひんやりとした空気が漂っています。伊豆東部火山群の鉢窪山の1万7000年前の噴火で流出した溶岩流の末端に懸かる滝で、伊豆半島ジオパークのジオサイトにもなっています。

『天城越え』で知られる伊豆の名瀑はジオサイトにもなっている

鉢窪山(伊豆東部火山群)の噴火で本谷川に流れ出した溶岩流の末端で、浄蓮の滝の横では溶岩冷却時に体積の収縮が起こることによって生じた柱状の割れ目(柱状節理)を観察することも可能。
周りにはわさび田や天城の原生林が茂り、天然記念物のハイコモチシダなども観察できます。

周辺にわさび田が多いのもなだらなか溶岩台地と火山がもたらす豊富な湧水を利用してのこと。

滝の展望地には『天城越え』歌碑(1番の歌詞に「九十九折り 浄蓮の滝」とあります)、滝の入口に「踊子と私」のブロンズ像、下り口には周辺の自然や文学を紹介する小さな資料館「浄蓮の滝資料館」もあります。

浄蓮の滝
名称浄蓮の滝/じょうれんのたき
Joren Falls
所在地静岡県伊豆市湯ヶ島
関連HP浄蓮の滝観光センター 公式ホームページ
電車・バスで伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス河津方面行きで33分、浄蓮の滝下車、徒歩5分
ドライブで修善寺道路熊坂ICから約16km
駐車場100台/無料
問い合わせ伊豆市観光協会天城支部 TEL:0558-85-1056
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
旧天城トンネル

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『天城越え』歌碑

『天城越え』歌碑

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