阿久悠記念館

御茶ノ水駅前にある明治大学駿河台キャンパスの一角、明治大学アカデミーコモン地下1階にあるのが阿久悠記念館。日本を代表する作詞家・作家阿久悠に関する、淡路島で生まれ育ち、明治大学進学当時の資料から、作詞・作家活動で時代を牽引し続けた阿久悠の業績までをわかりやすく解説しています。

懐かしいヒット曲も視聴可能

常設展示は、「阿久悠と明治大学」、「生きっぱなしの記」、「歌もよう・人もよう」、 阿久悠の仕事場所である宇佐美の自宅書斎を再現した「阿久悠の書斎」、古賀政男、阿木燿子、宇崎竜童など「明大歌謡史の系譜」、「阿久悠の歌」の6コーナー。
さらに特別展示で阿久悠の業績や人となりに迫ります。

阿久悠は、昭和12年、兵庫県淡路島生まれ。
昭和34年、明治大学文学部卒業。広告代理店を経て、本格的な文筆活動を開始。
都はるみ『北の宿から』、沢田研二『勝手にしやがれ』、ピンク・レディー『UFO』などの大ヒット曲をはじめ、アニメソングやCM曲まで幅広いジャンルで5000曲以上の作詞を行なっています。

日本レコード大賞受賞は史上最多の5回(尾崎紀世彦『また逢う日まで』、都はるみ『北の宿から』、沢田研二『勝手にしやがれ』、ピンク・レディー『UFO』、八代亜紀『雨の慕情』)、日本レコード大賞・作詩賞も史上最多の7回(ペドロ&カプリシャス『ジョニィへの伝言』、山本リンダ『じんじんさせて』、菅原洋一『乳母車』、Toshi & Naoko/田原俊彦・研ナオコ『夏ざかりほの字組』、小林旭『熱き心に』、八代亜紀『花(ブーケ)束』、桂銀淑『花のように鳥のように』、坂本冬美『螢の提灯』)、日本作詩大賞も最多の8回受賞、シングルレコードの売り上げは6800万枚(作詞家歴代2位)を越えています。
直木賞候補となった『瀬戸内少年野球団』や第2回横溝正史ミステリ大賞の『殺人狂時代ユリエ』をはじめとする小説も手がけています。

墓所は東京都港区の長谷寺。

阿久悠記念館
名称 阿久悠記念館/あくゆうきねんかん
所在地 東京都千代田区神田駿河台1-1明治大学アカデミーコモン地階1階
関連HP 明治大学公式ホームページ
電車・バスで JR・東京メトロ御茶ノ水駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速神田橋ランプから約1km
駐車場 明治リバティタワー地下駐車場(21台/有料)
問い合わせ 明治大学総務課大学史資料センター TEL:03-3296-4329
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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