都市農業公園

都市農業公園

荒川と新芝川の合流地点、埼玉県川口市に隣接する足立区鹿浜にある「自然と遊ぶ、自然に学ぶ、自然と共に生きる」をテーマにした足立区営の農村公園が都市農業公園。荒川の河川敷の大花壇では、春はチューリップ、秋にはコスモスなど四季折々の花が楽しめるほか、園内には50種類290本余の桜が植栽され、春のお花見シーズンには賑わいをみせます。

さまざまな農業体験も用意される農村公園

都市農業公園
管理事務所とビジターセンター(交流館内)
都市農業公園
浅野家長屋門

人と自然の共生館には、ハーブ園、熱帯植物の茂る温室も備えられています。

園内には、さらに有機栽培の水田と畑が広がるほか、工房棟、昔の農機具展示室、遊具広場、江戸時代後期〜幕末築と推測される旧和井田家住宅、明治30年頃築の浅野家長屋門が移築されています。

駐車場近くにあるビジターセンター(交流館内)では、その日のイベントや花の見頃などを紹介しています。
荒川の土手上にあるレストハウスには売店や自動販売機の置かれた休憩スペースがあるほか、2階では公園内で採れた有機野菜を使用した料理が味わえる「キッチンとれたて」も営業。

4月には「江北五色桜」も見頃を迎える!

都市農業公園
都市農業公園
都市農業公園

東京府南足立郡江北村(現在の足立区加賀、皿沼、谷在家、鹿浜、椿、堀之内、新田、宮城、小台2丁目を村域とした村)の初代村長となる清水謙吾が中心となり、開花の期間が長い八重の里桜78種3225本が荒川の堤3200余間(5.8km)に植栽、その色とりどりの様子から「江北五色桜」として多くの花見客を集めました。

明治45年にワシントンポトマック河畔に送られた桜の苗木は、この「江北五色桜」から接穂(つぎほ)がとられて生育したものです。

「江北五色桜」は、大正13年に国の名所となるほどでしたが、荒川放水路の建設、第2次世界大戦前後の荒廃、都市化などで衰退してしまいました(都市農業公園内に「荒川堤桜碑」も立っています)。

その後、ポトマック河畔から足立区への「桜の里帰り」も実現し、都市農業公園には「江北五色桜」が植栽され、ソメイヨシノの満開から少し遅れて八重の里桜が見頃を迎えます。

さらに、平成21年度〜27年度にかけて、「ふるさと桜(平成五色桜)オーナー制度」により、鹿浜橋から西新井橋の間の荒川左岸土手上4.4kmに、458本の五色桜が植栽され、「あだち五色桜の散歩みち」が誕生しています。

都内9区に残る古民家をチェック!
江戸時代に江戸の近郊農村として機能した都内9区(足立区、北区、板橋区、練馬区、杉並区、世田谷区、目黒区、江東区、江戸川区)には、今も古民家が残されています。
都市農業公園に移築された旧和井田家住宅もそのひとつですが、都内9区には11ヶ所に古民家が現存しています。
足立区=旧和井田家住宅/足立区鹿浜2-44-1/都市農業公園
北区=旧松澤家住宅/北区赤羽西5-2-34/赤羽自然観察公園
板橋区=旧田中家住宅/板橋区赤塚5-35-25/板橋区立郷土資料館
板橋区=旧粕谷家住宅/板橋区徳丸7-11-1
練馬区=旧内田家住宅/練馬区石神井町5-13/練馬区立池淵史跡公園
杉並区=旧篠崎家住宅主屋・旧井口家住宅長屋門/杉並区大宮1-20-8/杉並区立郷土博物館
世田谷区=旧長崎家主屋・旧浦野家土蔵/世田谷区岡本2-19-1/岡本公園民家園
世田谷区=旧安藤家住宅主屋・旧加藤家住宅主屋・旧城田家住宅主屋・旧谷岡家表門・旧秋山家住宅土蔵/世田谷区喜多見5-27-14/次大夫堀公園民家園
目黒区=旧栗山家主屋/目黒区碑文谷3-11-22/すずめのお宿緑地公園
江東区=旧大石家住宅/江東区南砂5-24地先/仙台堀川公園
江戸川区=一之江名主屋敷/江戸川区春江町2-21-20

都市農業公園
旧和井田家住宅
都市農業公園
旧和井田家住宅の囲炉裏と土間
都市農業公園
名称 都市農業公園/としのうぎょうこうえん
Urban agriculture park
所在地 東京都足立区鹿浜2-44-1
関連HP 都市農業公園公式ホームページ
電車・バスで JR赤羽駅、JR川口駅、JR・東京メトロ王子駅、東武線西新井駅から路線バスを利用
ドライブで 首都高速川口線鹿浜出口から約1km
駐車場 155台/有料
問い合わせ 都市農業公園 TEL:03ー3853ー4114/FAX:03-3853-3729
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
堀之内北公園 

堀之内北公園

2023年9月19日

 

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