等々力不動尊

等々力不動尊

東京都世田谷区等々力にある満願寺(まんがんじ)の別院で、関東三十六不動尊霊場の第17番が等々力不動尊。滝轟山明王院(りゅうごうさんみょうおういん)が正式名称で、滝が轟くというように境内には不動の滝が落ち、傍らには谷沢川が等々力渓谷を形成しており、23区内とは思えない深閑とした環境です。

平安時代後期、覚鑁の創建と伝わる真言宗智山派の古刹

寺伝によれば、平安時代後期、真言宗中興の祖にして新義真言宗始祖である覚鑁(かくばん=興教大師)が本尊の不動明王像を安置して創建したとのこと。

本堂は江戸時代末期の建築で、拝殿は昭和27年、山門は昭和43年に満願寺から移築。
不動の滝への途中には修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ=役の行者)が祀られ、古くからの修験の地であることがわかります。

お休み処「雪月花」(等々力不動尊隣接)ではくずもち、あんみつ、抹茶などで、「四季の花」(等々力不動尊境内)ではコーヒーなどでひと息つくことができます。

等々力不動尊
名称等々力不動尊/とどろきふどうそん
所在地東京都世田谷区等々力1-22-47
電車・バスで東急大井町線等々力駅から徒歩5分
ドライブで第3京浜道路玉川ICから約800m
駐車場20台/無料
問い合わせ等々力不動尊 TEL:03-3701-5405
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
等々力渓谷・不動の滝

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