九品仏駅

九品仏駅

東京都世田谷区にある東急電鉄大井町線の駅が、九品仏駅(くほんぶつえき)。昭和4年11月1日、目黒蒲田電鉄(目蒲電鉄)の二子玉川線(自由ケ丘〜二子玉川間)の開通に伴って開業した駅で、各駅停車(普通列車)のみの停車駅。近年、難読駅名としても注目されています。

九品仏浄真寺の玄関駅は東京を代表する難読駅に

九品仏駅

5両編成で運転される各駅停車(普通列車)ですが、九品仏駅では二子玉川寄りの1両がドアを開けない、ドアカット(ドア締切扱い)を実施。
駅のプラットホームが列車より短い(ホーム有効長が4両分)ため、東急電鉄では唯一のドアカット。
ホームの両端が踏切のため、延長工事ができず、平成30年9月30日に使用開始となったホームドアも有効長に合わせた4両分が設置されています。

駅名は近くにある浄土宗の寺、九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)に由来。
九品仏とは、本来は浄真寺の本堂の対面する3つの阿弥陀堂に祀られる各3体、合計9体の阿弥陀如来像のことで、上品上生(じょうぼん・じょうしょう)、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生という、浄土教における極楽往生の9つの階層を表しています。

九品仏駅
九品仏駅
名称 九品仏駅/くほんぶつえき
所在地 東京都世田谷区奥沢7-20-1
関連HP 東急電鉄公式ホームページ
問い合わせ 自由が丘駅 TEL:03-3724-0842
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
九品仏浄真寺

九品仏浄真寺

東京都世田谷区にある浄土宗の寺、九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)。正式名は九品山唯在念佛院浄真寺ですが、上品堂、中品堂、下品堂の3堂が並び、それぞれに3体ずつ阿弥陀如来像が納められているので、九品仏と呼ばれ、それが寺の通称名、東急電鉄

東急電鉄 難読駅名

東急電鉄 難読駅名 5選

目黒蒲田電鉄、東京横浜電鉄などをルーツにする東急電鉄。渋沢栄一の田園調布開発に伴って設立する目黒蒲田電鉄が始まりという東急電鉄ですが、難読駅名として知られるのは、九品仏駅、等々力駅、荏原中延駅、矢口渡駅、反町駅の5駅です。九品仏|くほんぶつ

 

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