東京都国分寺市にある都立公園が、武蔵国分寺公園(むさしこくぶんじこうえん)。平成14年4月1日に開園した面積11haの公園で、北側の泉地区は、一周500mの円形芝生広場を中心に、桜、ケヤキ、イチョウなどの巨木が茂り、緑も豊か。武蔵の池、扇の滝、霧の噴水もあり、夏は涼を呼んでいます。
南側の西元地区には武蔵野崖線沿いの森が残る
昭和62年、国鉄が分割民営化される際、中央鉄道学園の跡地の一部を公園として整備したもので、平成16年に郵政省の逓信住宅跡地を整備した西元地区が開園しています。
泉地区の桜、ケヤキ、イチョウなどの巨木は、中央鉄道学園時代のもの。
円形広場横の武蔵の池にはカワセミも姿を見せます。
西元地区は、こもれび広場を中心に、野鳥の森があり、国分寺崖線(多摩川が数万年もの年月を費やして武蔵野台地を削り取った崖の部分)に続く武蔵野の森を体感できます。
西元地区も国分寺崖線の一部で、東と南側に国分寺崖線が続いています。
西元地区のある西元町一帯は、国分寺崖線を境に、北の武蔵野台地(標高77m)と、南の立川面(低地・標高65m)に分かれているのです。
西元地区の南に位置する武蔵国分寺資料館あたりが野川の源流部で、西元地区の南東にも源流のひとつ、真姿の池湧水群があります。
公園の南には、武蔵国分寺跡、武蔵国分寺資料館もあるので時間が許せば合わせて見学を。
また公園の西側には東山道武蔵路跡があり、その一部が国分寺市立の歴史公園になっています。
武蔵国分寺公園 | |
名称 | 武蔵国分寺公園/むさしこくぶんじこうえん |
所在地 | 東京都国分寺市泉町2丁目・西元町1丁目 |
関連HP | 武蔵国分寺公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR西国分寺駅から徒歩7分 |
駐車場 | 22台/有料 |
問い合わせ | 武蔵国分寺公園サービスセンター TEL:042-323-8123 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag