東京都豊島区雑司が谷2丁目にある都電荒川線(東京さくらトラム)の電停が、鬼子母神前停留場 (きしぼじんまえていりゅうじょう)。その名の通り、鬼子母神(きしもじん)を祀る雑司ヶ谷の鬼子母神堂の玄関駅。駅名は「きしもじん」ではなく、通称の「きしぼじん」となっていて、難読駅名のひとつです。
王子電気軌道時代の大正14年に開業
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開業は大正14年11月12日、王子電気軌道の大塚駅前〜鬼子母神前の開通に伴って開業した歴史ある駅で、開通当初は終着駅でした(昭和3年12月25日、鬼子母神前〜面影橋延伸開業)。
相対式ホーム2面2線を有する電停で、直下には東京メトロ副都心線雑司が谷駅があり、乗り換え駅になっています。
安産・子育の守り神として庶民の信仰を集める鬼子母神堂、その縁日は縁日(8日、18日、28日)です。
鬼子母神前停留場のすぐ南側では、明治通りの上を目白通りが交差する千登世橋(ちとせばし)があり、都電もその橋の下を通り抜けています。
この千登世橋は、昭和7年の完成で、東京における立体交差の先駆け。
鬼子母神前停留場 | |
名称 | 鬼子母神前停留場/きしぼじんまえていりゅうじょう |
所在地 | 東京都豊島区雑司が谷2-7 |
関連HP | 東京都交通局公式ホームページ |
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