尾久の原公園

尾久の原公園

東京都荒川区東尾久7丁目、隅田川の南岸、東京都立大学荒川キャンパスの東に広がる6.18haの都立公園が、尾久の原公園。もともと旭電化工業(現・ADEKA)の尾久工場があった場所で、跡地を整備してトンボ池、原っぱ、芝生などが広がる自然を活かした公園になっています。

東京23区には珍しい原っぱのひろがる公園

尾久の原公園

尾久の原公園には、公園を囲むように「荒川区の木」である桜(枝垂れ桜)170本が植栽され、開花期には見事。
北側(隅田川側)には、クローバーの広場、トンボ池、原っぱなどがあり、東京にしては珍しい空間に。
まさに尾久の原という公園名を体現したエリアとなっています。

南側の芝生広場には、夏季にじゃぶじゃぶ池も用意され、子供たちの遊び場に。
駐車場はないので、日暮里・舎人ライナー、東京さくらトラム(都電荒川線)の利用がおすすめです。

尾久の原公園は、亀戸中央公園、宇喜田公園、猿江恩賜公園、中川公園、東綾瀬公園、大島小松川公園とともに東京都東部7公園(東京都の東部にある都立公園7園)のひとつです。

ちなみに旭電化工業尾久工場は、電解法による苛性ソーダの製造を目的として、大正7年創業開始。
昭和54年に尾久工場から鹿島工場、千葉工場へと展開を変え、現在、発祥の地である東尾区には本社と研究所が残っています。
尾久橋の南詰、荒川区立熊野前保育園の前には、「東京初空襲の地」の案内板が立っていますが、昭和17年4月18日、初めて空襲を受けたのがこの地で、旭電化工業尾久工場があったからともいわれています。

尾久の原公園
名称 尾久の原公園/おぐのはらこうえん
所在地 東京都荒川区東尾久七丁目
関連HP 東京都東部7公園公式ホームページ
電車・バスで 日暮里・舎人ライナー熊野前駅、東京さくらトラム(都電荒川線)熊野前から徒歩8分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 尾久の原公園サービスセンター TEL:03-3819-8838
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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