科学技術館

科学技術館

東京都千代田区、北の丸公園に建つのが、科学技術館。日本科学技術振興財団が昭和39年4月に開館した歴史あるミュージアム。その名の通り、現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識を紹介しています。時代に合わせて内容も変化し、現在ではリサイクルの仕組みを体験的に学ぶ展示も。

自動車がリサイクルされていることも学べる

科学技術館

建物は、宇宙に散在する星をイメージしており、上空から眺めると風車、風車の羽根のような雰囲気に。

展示内容は、生活に密着した科学技術や産業技術の幅広い分野をテーマ別に展開するため、日立製作所、三菱電機、NTT、マブチモーターなど多くの企業や、日本自動車工業会、日本建設業連合会、日本自転車普及協会、日本製薬工業協会などの団体の協力を得て、運営されているのも大きな特徴。

1階に総合案内所とミュージアムショップ、地下1階にレストラン「カフェクルーズ」が配され、
ショップとレストランの外来利用も可能です。

2階〜5階が展示フロアで、体験できるコーナーも数多いのが特徴。
2階の「自転車広場」は、自転車の歴史、そして自転車技術の変遷を詳しく紹介しています。
3階の「デンキファクトリー」は、電気の性質や電磁石、スピーカー、モーター、発電機などの仕組みを学べる実験装置が並び、ファミリーも楽しめるコーナーです。

4階には「実験スタジアム」があり、毎日実験ショーが行なわれています。
「家電リサイクル ベース」では、磁石の力で鉄を選別する磁力選別技術の体験装置もあり、リサイクルの必要性、技術などを学ぶことができます。
「クルマのほとんどがリサイクル!」では、車のほとんどが部品として再利用されたり、素材として生まれ変わっていることを紹介。

ご家族向け体験コース(小学校低学年の児童と保護者)、エネルギーについて知ろうコース、乗り物の科学コース、環境について学ぼうコースというコースも用意されているので、目的に合えば利用が可能です。

ちなみに清水門南側に位置する科学技術館の建つ場所は、江戸時代初期には徳川家康の側室だった英勝院、そして3代将軍・徳川家光の乳母である春日局の屋敷があったところ。
御三卿の屋敷地となって以降は、明治時代の近衛師団用地となってからも建物は建っていませんでした。

科学技術館
「家電リサイクル ベース」
科学技術館
名称 科学技術館/かがくぎじゅつかん
所在地 東京都千代田区北の丸公園2-1
関連HP 科学技術館公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ・都営地下鉄九段下駅から徒歩10分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 科学技術館 TEL:03-3212-8544
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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