雨乞の滝

中部山湲県立自然公園、徳島県神山町(かみやまちょう)を流れる鮎喰川の支流の高根谷川にかかる巨瀑が雨乞の滝。雄滝27mと3段になって落下する雌滝45mがひとつになった滝で、「日本の滝百選」に選定。干魃(かんばつ)の時に農民が雨乞いの祈願をしたためその名があり、滝には龍王神と不動明王が祀られています。

卑弥呼も眺めた?「日本の滝百選」に選定の名瀑

渓谷入口の駐車場から雨乞の滝へと延びる全長650mの散策路が整備され、途中、うぐいす滝、不動滝、地獄淵、もみじ滝、観音滝を眺めながら20分ほどの散策で雨乞の滝に到着します。
雨後や雨天には滑りやすいので注意が必要。

雨乞の滝のさらに上流に位置する高根山悲願寺には「神山邪馬壹国説」の背景となった卑弥呼伝説が残されています。
悲願寺へは雨乞の滝から山道を徒歩30分。

もともとは一帯が神領村(じんりょうそん)といった地名も意味深長で、悲願寺には卑弥呼の祭壇跡と伝えられる台座と、古代信仰の磐座(いわくら)が残っています。

雨乞の滝
名称 雨乞の滝/あまごいのたき
所在地 徳島県名西郡神山町神領石堂
関連HP 神山町公式ホームページ
電車・バスで JR徳島駅から徳島バス神山線で60分、寄井中下車、徒歩10分で駐車場、さらに徒歩20分で滝
ドライブで 神戸淡路鳴門自動車道鳴門ICから約42km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 神山町観光協会 TEL:088-676-1118
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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