JR四国、土讃線大歩危駅(おおぼけえき)、小歩危駅(こぼけえき)間(5.7km)に架かる第二吉野川橋梁(徳島県三好市)は、ジオラマ化した150分の1スケールモデルが発売されるほどの鉄道景勝地。全長250m、高い橋脚に支えられた雄大な曲弦ワーレントラス橋で撮り鉄垂涎の場所になっています。
小歩危を眺める絶景の鉄道橋
JR四国のイベント列車は、橋上をのんびりと走り、小歩危峡を観賞することができます。
並走する道路もないため鉄道だけ得られる絶景となっています。
土讃線は総延長102kmの間にトンネル103、橋梁130を配して山を越え川を渡って16年の歳月を掛けて開通。とくに完成時には全国で第3位の長さになった猪ノ鼻トンネル、坪尻信号所のスイッチバック、深い峡谷沿いに走る大歩危小歩危は難工事となりました。
大歩危小歩危では景観を壊さないように切り通しを避けトンネル部分や橋梁を増やしています。
第二吉野川橋梁も昭和10年の完成。
大歩危小歩危に橋梁はこのひとつしかなく、土讃線の第一吉野川橋梁は下流の佃駅駅〜箸蔵駅間にあります。
ちなみに昭和10年11月28日開業の大歩危駅は、土讃線における徳島県内最後の駅となっています。
土讃線第二吉野川橋梁 | |
名称 | 土讃線第二吉野川橋梁/どさんせんだいによしのがわきょうりょう |
所在地 | 徳島県三好市山城町西宇・西祖谷村新道 |
電車・バスで | JR大歩危駅から徒歩30分 |
ドライブで | 徳島自動車道井川池田ICから約24km |
駐車場 | なし |
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