加賀須野橋

加賀須野橋

徳島県徳島市川内町と板野郡松茂町の間を流れる一級河川・今切川(いまぎれがわ)に架る徳島県道220号(川内大代線)、徳島県道401号鳴門徳島自転車道線(鳴門徳島自転車道)の橋が加賀須野橋(かがすのばし)。現在の橋は平成26年8月8日に供用開始の4代目で、橋桁が水平のまま上下に昇降する昇開式としては日本一を誇っています。

現役では日本一の昇開式可動橋

加賀須野橋

橋長237mで橋の中央部の45.6mが上下に動く可動式というユニークなスタイル。
橋桁が水平のまま上下に昇降する昇開式の車道橋では,国内最大で、総工費83億円をかけて完成しています。
濃い藍色に塗装されているのは、徳島特産の阿波藍をイメージし、日本一の名に恥じない重厚な雰囲気を醸し出すためだとか。

加賀須野橋の架る今切川は公共岸壁の利用、工場群への資材運搬を行なうための航路となっています。
昭和36年に架橋された3代目も可動橋でしたが、可動橋部においては、幅員が4mしかないため信号による片側交互通行を実施、歩道がないため歩行者、自転車の通行に危険がある、可動橋部の航路幅が14.3mと狭いことから、幾度も船舶が橋に衝突する事故が起きるなど多くの問題を抱えていました。

4代目の橋の完成で、可動橋部の航路幅も14.3mから37m(高さ16m)に広がっています。
可動部が昇降するときには脇に下がる100tのカウンターウエイト(反対側に付ける重り)4基をモーターで上下させ、450tもの橋体を動かしています。

ちなみに国内の国内の自動車が通行可能な昇開式可動橋では、可動部支間⻑44.1mの加賀須野橋が1位で、以下、江の浦橋(三重県紀北町/30.0m)、水門橋(山口県下関市・下関漁港閘門/12.3m)、玉重橋(三重県桑名市/8.5m)の順。
歩行者用の昇開式可動橋では、瀬戸歩道橋(熊本県天草市/50.0m)、筑後川昇開橋(福岡県大川市・佐賀県佐賀市/24.2m)が有名です。

名称 加賀須野橋/かがすのばし
所在地 徳島県徳島市川内町加賀須野〜板野郡松茂町広島浜ノ須
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