日本神話に登場する「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ/『古事記』では「稻羽之素菟」)で知られる白兎神を主祭神とする神社。境内の社叢(鎮守の森)は国の天然記念物。皮膚病に霊験のある神、縁結びの神様として尊崇を集めています。
因幡の白兎神話発祥の地と伝わる霊地
鎮座する身干山と通称される地は、因幡の白兎が身を乾かした山。境内にある御身洗池は白兎が身体を洗った池と伝わっており、まさに神話の故郷。
創建年代は不明ですが(平安時代編纂の『延喜式神名帳』には記載がありません)、鹿野城主・亀井茲矩(かめいこれのり/因幡鹿野藩初代藩主)が慶長年間に再興しています。
社前の国道9号沿いには「道の駅神話の里白うさぎ」があるほか、白兎海岸沖には白兎がいたとされる淤岐島(おきのしま)もあるのでお見逃しなく!
皮膚病に霊験のある神、医療の神として、また縁結びの神として篤く信仰される因幡屈指のパワースポットです。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)
『古事記』に記載される「稻羽之素菟」(いなばのしろうさぎ)。淤岐島(おきのしま)から稻羽(いなば)に渡ろうとした白兎。和邇(ワニザメ)を欺き、和邇を並べてその背を渡ろうとしたところ、毛皮を剥ぎ取られてしまします。そこを大穴牟遲神(大国主神)に助けられるという話です。淤岐島は、白兎海岸沖にある淤岐ノ島で渡った先が気多(ケタ)の岬というのが定説ですが、隠岐島という説もあります。稻羽は因幡と考えるのが自然ですが、稲場(稲の置き場)といううがった見方をする人も・・・。
『古事記』に記載される「稻羽之素菟」(いなばのしろうさぎ)。淤岐島(おきのしま)から稻羽(いなば)に渡ろうとした白兎。和邇(ワニザメ)を欺き、和邇を並べてその背を渡ろうとしたところ、毛皮を剥ぎ取られてしまします。そこを大穴牟遲神(大国主神)に助けられるという話です。淤岐島は、白兎海岸沖にある淤岐ノ島で渡った先が気多(ケタ)の岬というのが定説ですが、隠岐島という説もあります。稻羽は因幡と考えるのが自然ですが、稲場(稲の置き場)といううがった見方をする人も・・・。
白兎神社 | |
名称 | 白兎神社/はくとじんじゃ |
所在地 | 鳥取県鳥取市白兎603 |
関連HP | 白兎観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR鳥取駅から日ノ丸または日本交通バス鹿野または青谷行きで35分、白兎神社前下車。または、JR末恒駅から徒歩28分。または、タクシーで5分 |
ドライブで | 鳥取自動車道鳥取ICから約14km |
駐車場 | 道の駅神話の里白うさぎ駐車場(125台/無料) |
問い合わせ | 白兎観光協会 TEL:0857-59-0011 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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