富山県中新川郡立山町芦峅寺、常願寺川を渡る富山地方鉄道の橋梁が千垣橋梁。大正中期から常願寺川の電源開発を行なうため、建設資材運搬用に県営の鉄道建設を計画。千垣橋梁は、昭和12年に完成した全長117mの鋼スパンドレルブレーストアーチの鉄道橋で、富山地方鉄道立山線千垣駅~有峰口駅間に架かる現役の鉄道橋です。
富山地鉄の撮影ポイントとなる鉄道橋
富山地方鉄道の岩峅寺〜粟巣野(現・立山)は、富山県営鉄道が前身(昭和18年に富山地方鉄道に統合)。
昭和12年10月1日、千垣駅〜粟巣野駅間の開業に伴って架橋されました。
設計は富山県高岡市の出身で、橋梁工学で知られる小池啓吉(関東大震災からの東京市復興橋梁事業の立役者のひとり)。
千垣橋梁は、千垣橋梁の少し上流に位置する本宮砂防堰堤(国の重要文化財)とともに土木学会選奨の土木遺産に選定されています。
富山県道182号原千垣停車場線に架る芳見橋(富山地方鉄道千垣駅から徒歩6分)は、鉄道撮影スポットとして有名。
名称 | 富山地方鉄道・千垣橋梁/とやまちほうてつどう・ちがききょうりょう |
所在地 | 富山県中新川郡立山町千垣 |
関連HP | 富山地方鉄道公式ホームページ |
電車・バスで | 富山地方鉄道立山線千垣駅から徒歩6分 |
ドライブで | 北陸自動車道流杉スマートICから約16km |
駐車場 | 富山地鉄千垣駅を利用 |
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