道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワー

和歌山県田辺市龍神村、和歌山県と奈良県の県境の尾根沿いをクネクネと走る国道371号（高野龍神スカイライン）。スカイラインの中間点、護摩壇山（1372m）の北肩に位置する道の駅が、道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワー。護摩木を積み上げたようなフォルムの高さ33mの展望塔が建っています。

高野龍神スカイライン途中にある道の駅

スカイタワー展望塔（標高1306ｍ）からは快晴の日なら四国の山並みまで目にできる眺望が自慢。
1階売店では、しいたけ節、木工品など龍神村の物産を販売。
キジそば、キジ丼、キジ鍋が好評のレストランも営業。

ちなみに道の駅南の護摩壇山は、源平の合戦に敗れて落ち延びた、平維盛が護摩木を焚いてその命運を占ったという伝説の残る山。
山頂一帯は護摩壇山森林公園として整備され、道の駅から自然観察歩道が通じています。
護摩壇山まで徒歩15分ほど。
さらに尾根沿いに20分ほど歩けば和歌山県の最高峰である龍神岳に到達。
実はこの龍神岳、平成21年までは無名峰でしたが、平成12年にそれまで和歌山県の最高峰とされた護摩壇山より10m高いことが判明し、公募で龍神岳と名付けられたのです。
ちなみに護摩壇山は日本最長の二級河川・日高川の源流。

道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワーは、12月〜3月は冬季休業です。

護摩壇山

和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村県との県境に位置する標高1372mの山が護摩壇山（ごまだんざん）。古来から修験道の場で護摩を焚いたことが名の由来です。源平の合戦最中に陣中から逃れ、高野山で出家したという平維盛が、山頂で護摩を焚き一門の吉