和歌山城・伏虎像

和歌山城の建つ山は、海上から見ると虎が伏せたように見えることから、虎伏山と呼ばれ、城も虎伏竹垣城という別名があります。和歌山城の別名にちなんで、昭和34年に作られたのが2代目となる虎の像です。

初代の像はなんと虎の立像だった!

初代の像は、大正12年頃に建立された虎の立像。
当初は立像だったのです。

初代の像は銅製だったため、第二次大戦中、昭和17年1月26日に金属供出されています。
現在の像は、花園村(現・かつらぎ町花園)出身の造形家・角田蘇風(すみたふそう)が制作したもの。

角田蘇風61歳の作品で、天守再建に合わせ樟守神社信者の寄贈によるものです。

角田蘇風は、風吹山弁財天院の大弁財天像、幸福地蔵尊像、恵比寿像、かつらぎ町の平和祈念像、高野山奥の院の大灯籠(正式名は「六地蔵尊灯籠塔」)など、和歌山県内各地にコンクリート製のオブジェを残しています。

和歌山城・伏虎像
名称 和歌山城・伏虎像/わかやまじょう・ふっこぞう
所在地 和歌山県和歌山市一番丁3
関連HP 和歌山城公式ホームページ
電車・バスで JR和歌山駅から和歌山バス和歌山港方面行きで6分、公園前下車すぐ
ドライブで 阪和自動車道和歌山ICから約5km
駐車場 和歌山城不明門駐車場(70台/有料)・和歌山市中央駐車場(577台/有料)
問い合わせ 和歌山城整備企画課 TEL:073-435-1044/FAX:073-426-3905
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

和歌山城

2017年6月22日

 

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