山形県米沢市の白布温泉から福島県の磐梯高原(福島県北塩原村)を結ぶ山岳ドライブウェイが西吾妻スカイバレー。昭和48年7月1日に有料道路として開通した17.8km(山形県側8.1km、福島県側9.7km)の山岳道路で、平成15年7月1日に無料化され、山形県道・福島県道2号(米沢猪苗代線)になっています。
標高1346mの錦平からは西吾妻山を眺望
西吾妻スカイバレーのルーツは、江戸時代以前の山越えの道(米沢では会津街道、会津では米沢街道)ですが、当時は白布峠ではなく、桧原峠を越えていました。
山形・福島県境の白布峠は標高1404mで、駐車場やトイレも設置されており快適。
白布峠から米沢側に1.2kmほど走った標高1346mの錦平(「西吾妻有料道路開通記念碑」の立つ錦平展望広場)はその名の通り紅葉の名所。
周辺には不動滝をはじめ、赤滝、黒滝などの最上川源流の峡谷が広がり、眺望も抜群。
白布峠から裏磐梯側に下る道は、眼下に桧原湖、正面に磐梯山を眺めながら「東鉢山七曲り」と呼ばれるカーブの連続が待ち構えています。
途中、駐車スペースもあるので、休憩しながら紅葉ドライブを楽しむことが可能。
西吾妻スカイバレー沿線の紅葉は標高などで異なり、例年10月上旬~10月下旬頃。
雪深いエリアを走り抜ける道のため、例年11月上旬〜4月下旬まで冬期閉鎖に(例年4月1日から除雪作業が始まり、降雪のある11月上旬〜中旬頃に閉鎖されます)。
米沢側にある白布温泉、天元台ロープウェイで上がった天元台高原のペンションビレッジなどが西吾妻探勝の基地になっています。
西吾妻スカイバレー | |
名称 | 西吾妻スカイバレー/にしあずますかいばれー |
所在地 | 山形県米沢市〜福島県耶麻郡北塩原村 |
問い合わせ | 米沢市産業部観光課 TEL:0238-22-5111 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag