山形県東村山郡山辺町にある棚田が大蕨の棚田(おおわらびのたなだ)。山辺町の中山間地域、大蕨地区にある江戸時代初期の記録が残る歴史ある棚田で、日本の棚田百選にも選定されています。5月中旬〜5月下旬に田植え、9月下旬〜10月中旬秋には稲を2~3週間ほど「杭掛け」で天日干しする光景を目にすることができます。
棚田保存が図られ、美しい景観が展開
大蕨の棚田農夫の会、中地区有志の会などが組織され、毎年、田植えや稲刈り・杭掛け作業を体験する会員が募集され、棚田の保全活動が行なわれています。
10月中旬に収穫される米は、品種「里のゆき」(山形県オリジナルの低アミロース米=粘りが強く、冷めてもあまり食味が低下しないのが特徴)なので、美味しい棚田米(稲杭掛け天日干し自然乾燥の棚田米)として人気です。
稲刈り後には稲を高さ2mの木製の杭に稲を積み上げ、天日干しする「杭掛け」が1000本以上整然と並びます。
山形県道18号山形朝日線沿いにあるので、アプローチも便利です。
名称 | 大蕨の棚田/おおわらびのたなだ |
所在地 | 山形県東村山郡山辺町大蕨 |
関連HP | 山辺町公式ホームページ |
ドライブで | 東北中央自動車道山形中央ICから約12km |
駐車場 | 前方公民館駐車場(2台/無料) |
問い合わせ | 山辺町産業課 TEL:023-667-1106/FAX:023-667-1108 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag