河口湖駅

河口湖駅

山梨県南都留郡富士河口湖町、富士急行河口湖線の終点、河口湖駅。富士吉田駅(現・富士山駅)〜河口湖駅間の延伸(河口湖線開通)で、昭和25年8月24日に開業。河口湖、西湖、精進湖、本栖湖などの観光、富士登山の拠点駅になっています。標高857mの高原で、「関東の駅百選」に選定。

富士登山、富士五湖観光の玄関駅

標高857mの高原駅で、中央本線との接続駅となる大月駅(標高358m)との標高差は499mもあることに。
駅舎の上には晴れていれば富士山が姿を見せ、まさに富士登山の玄関駅にふさわしい雰囲気です。

平成18年3月24日にリニューアルされ、駅構内にカフェ「ゲートウェイフジヤマ」、蒸したての「富士河口湖温泉郷 温泉まんじゅう」、フジヤマクッキーなどを販売する河口湖駅売店「ゲートウェイフジヤマ」が営業するほか、高速バスの窓口も配され、観光の拠点になっています。
また、富士河口湖町の進める「富士河口湖温泉郷 足湯プロジェクト」の一環で、駅構内に無料で利用できる足湯も配置(富士河口湖町内の公園や富士山の展望地など全9ヶ所に整備)。

「関東の駅百選」選定の理由は、「富士山をバックにしスイスをイメージした駅」ですが、新駅舎にもそのイメージを踏襲。
令和2年12月18日から 副駅名「富士河口湖温泉郷」が入り、河口湖<富士河口湖温泉郷>駅になっています。

「富士山に一番近い鉄道」がキャッチフレーズの富士急行ですが、河口湖駅は、富士山駅と並んで、「富士山に一番近い駅」でもあり、発車メロディは、「あたまを雲の 上に出し♫」で知られる文部省唱歌『ふじの山』をアレンジした曲。
駅前広場には、富士急行の前身である富士山麓電気鉄道のモ1形電車が静態保存されています。

富士急行の富士登山バス、ハイキングバス(登山シーズン以外の富士スバルライン開通時に1往復運転)は富士山駅〜河口湖駅〜富士山世界遺産センター〜富士スバルライン五合目というルートなので、始発は富士山駅となっています。
帰路は河口湖駅(富士急行線の始発駅)で下車する人も多いので、午後などには混雑することも。

富士急行の「富士山・富士五湖パスポート」は、富士急行の路線バス全線(富士五湖エリア)、河口湖周遊バス(レッドライン)、西湖周遊バス(グリーンライン)、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バス(ブルーライン)、富士吉田・忍野・山中湖周遊バス「ふじっ湖号」、鉄道(富士急行線)河口湖駅~下吉田駅間に2日間乗り降り自由です(河口湖駅、富士山駅などで発売)。

河口湖駅
名称 河口湖駅/かわぐちこえき
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641
関連HP 富士急行公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道河口湖ICから約2km
駐車場 河口湖駅駐車場「フジヤマパーキング」/30分まで無料、以降有料
問い合わせ 富士急行線富士山駅 TEL:0555-22-7133
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
富士山麓電気鉄道モ1形電車

富士山麓電気鉄道モ1形電車

山梨県南都留郡富士河口湖町、富士急行河口湖線の終点、河口湖駅の駅前に静態保存されたのが富士山麓電気鉄道モ1形電車。富士急行の前身、富士山麓電気鉄道が昭和4年6月19日の大月駅〜富士吉田駅(現・富士山駅)の開業(それ以前は軽便鉄道)に合わせて

下吉田駅

下吉田駅

山梨県富士吉田市にある富士急行大月線の駅が下吉田駅。昭和4年6月19日、富士山麓電気鉄道の駅として開業した際、名古屋駅を模して建てられたもので、平成21年に工業デザイナー・水戸岡鋭治のデザインによるリニューアルが行なわれています。海外からの

大月駅

大月駅

山梨県大月市にあるJR東日本・中央本線と富士急行大月線の乗り換え駅が、大月駅。明治35年10月1日、中央本線の鳥沢駅〜大月駅間の開通で開業した歴史ある駅で、明治36年1月17日、駅前に富士馬車鉄道(後の富士電気軌道、現・富士急行)が乗り入れ

 

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