山梨県(南巨摩郡早川町)と静岡県(静岡市葵区)の境、白峰三山の一座・農鳥岳(のうとりだけ/3025.9m)の北西にあるのが西農鳥岳。南アルプス(赤石山脈)の大井川源流部に連なる日本最高標高の山並みの一座で、標高は農鳥岳よりも高く、3051m。
間ノ岳との間には農鳥小屋が建つ
北岳〜間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳の白峰三山縦走路途中にあり、西農鳥岳と間ノ岳の間には農鳥小屋(標高2800m、7月上旬~10月中旬営業)があります。
農鳥小屋の主人・深沢糾(ふかざわただし)さんは、農鳥岳の主(ぬし)的な存在。
山の恐ろしさも知るため、時には登山者に厳しく指導し、煙たがれることもあるのだとか。
「農鳥小屋のオヤジ」と登山者に敬愛、そして畏怖される深沢さんは、厳しいながらも温かい目で登山者を見守り、「天気が悪くなるから早く出発を」など、細やかに声をかけています。
農鳥小屋の間ノ岳寄りには、三叉路があり、間ノ岳山腹のお花畑を横断して、南アルプス主脈縦走路・熊ノ平小屋へと通じています。
西農鳥岳 | |
名称 | 西農鳥岳/にしのうとりだけ |
所在地 | 山梨県南巨摩郡早川町奈良田・静岡県静岡市葵区小河内 |
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