古岩屋

古岩屋

愛媛県上浮穴郡久万高原町、土佐街道の宿場町として栄えた久万高原町を通る国道33号を南下する途中、愛媛県道12号(西条久万線)方面へ左折すると道沿いに現れてくる古岩屋の礫岩峰が、古岩屋。4000万年前という太古の地層が、隆起侵食されて円錐状の岩峰が誕生したもので、国の名勝になっています。

森林内を散策できる遊歩道も整備

古岩屋

高さ60~100mの岩峰が林立する光景は、中国の桂林をも思わせ、国の名勝に指定。
この一帯は現在も年間0.26mmほど隆起が続いているとのこと。

岩峰群はイワヒバなどの木に覆われていて、紅葉のシーズンは見事。
紅葉は例年10月中旬~11月上旬で、見頃は10月下旬。
古岩屋周辺は古岩屋生活環境保全林となっており、森林内を散策できる遊歩道が整備され、紅葉谷ルート沿いの岩窟には不動明王が祀られ、修験の地だったことがわかります。

「国民宿舎 古岩屋荘」が建ち、温泉には日帰り入浴も可能。
近くには岩屋寺(四国八十八ヶ所霊場第45番札所)があるので、あわせて見学を。

古岩屋
名称 古岩屋/ふるいわや
所在地 愛媛県上浮穴郡久万高原町直瀬
関連HP 久万高原町観光協会公式ホームページ
電車・バスで 伊予鉄道松山市駅から伊予鉄バス久万方面行きで40分、久万下車、タクシーで10分
ドライブで 松山自動車道松山ICから約33km
駐車場 40台/無料
問い合わせ 久万高原町ふるさと創生課観光振興班 TEL:0892-21-1111/FAX:0892-21-0922
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

岩屋寺(四国八十八ヶ所霊場第45番札所)

久万高原町七鳥(ななとり)の標高550mの山中にに建つのが真言宗豊山派の岩屋寺(四国八十八ヶ所霊場第45番札所)。巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な山岳霊場ながら、山号は海岸山。815(弘仁6)年、空海作の不動明王を本尊と

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ