愛媛県上浮穴郡久万高原町、石鎚山を源流とする仁淀川に落ちる滝が、御来光の滝。落差102mの巨瀑で、日本の滝百選に選定。石鎚スカイラインの途中にある長尾尾根展望所から遠望できるほか、長尾尾根展望所から登山道でも到達できますが、危険箇所が多く、一般には不向きです。
石鎚山の直下、面河渓の源頭部に懸る滝
御来光の滝の懸る面河渓(おもごけい)は、石鎚山の南斜面に源を発する溪谷で、滝と淵・早瀬の連続する典型的なV字谷を形成しています。
下流から関門、五色河原、亀腹、紅葉河原、下熊淵、御来光の滝と景勝が連続し、最上流部にあるのが安山岩の柱状節理に懸る御来光の滝(御来光の滝以北一帯の山頂部は天狗岳火砕流堆積物である安山岩質溶結凝灰岩)。
御来光の滝へ到達するためには、長尾尾根展望所からテープや踏み跡を頼りに歩き、七釜、犬吠の滝、魚止の滝などの滝を巻きながら進むので、ガイド同伴のツアーで入山を(川の渡渉も多く危険です)。
晴れた日に、石鎚スカイラインの長尾尾根展望所から石鎚山方面を眺望し、視認するのが最適(できれば双眼鏡の持参を)。
面河渓には豊かな自然林が残され、紅葉の見頃は例年10月中旬〜11月上旬。
日本の滝百選に選定される愛媛県内の滝は、御来光の滝のほか、雪輪の滝(宇和島市)があります(四国全体では9瀑が選定)。
御来光の滝 | |
名称 | 御来光の滝/ごらいこうのたき |
所在地 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町若山 |
関連HP | 久万高原町公式ホームページ |
問い合わせ | 久万高原町ふるさと創生課 TEL:0892-21-1111/FAX:0892-21-0922 |
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