ノリタケの森は、名古屋市西区則武新町のノリタケカンパニー発祥の地に建つ文化施設。明治37年、森村市左衛門らによって日本陶器合名会社が設立され、食器の生産が開始された地です。赤レンガの建物は昭和50年まで稼動していた工場で、ここがまさに「近代陶業発祥の地」。経済産業省の近代化産業遺産群にも認定されています。
「近代陶業発祥の地」はお洒落な文化の森に変身
広々としたノリタケの森の園内ではボーンチャイナの製造工場のクラフトセンター、ノリタケミュージアムのみが有料施設。
クラフトセンターは、生地製造工程を紹介するほか、熟練の職人による素描(すがき=手作業で絵を描くこと)の実演など様々な絵付け作業を見学できます。
ノリタケミュージアムには、歴史的、文化的にも価値が高い、初期のノリタケ製品「オールドノリタケ」、大正から現在までに製造されたディナー皿の中から選りすぐられた200枚を展示公開し、見応えも充分。真っ白なボーンチャイナ製品に自由に絵を描いてオリジナル作品に仕上げる絵付け体験コーナーも用意されています。
近代化産業群に登録の赤レンガ棟も必見!
ライフスタイルショップ 「ノリタケスクエア名古屋」」は、ノリタケの食器はもちろん、テーブル周りの雑貨などのラインナップも充実。
レストランやカフェも併設。「レストランキルン」ではノリタケの素敵な食器で、ランチやディナーが味わえるとあって名古屋のグルメをうならせています。
ランチタイムには魚、肉をチョイスする手軽なランチのコースも用意。平日のみ電話でランチの予約が可能(1日50名限定)。
「CAFE DIAMOND DAYS(カフェ ダイヤモンドデイズ)」ではカジュアルなノリタケ食器を使って、ランチやデザートを味わうことができ、園内散策後の休憩スポットとしても絶好です。
また、カフェでは、名古屋らしく、モーニングセットも用意されています。
ちなみに経済産業省の近代化産業群としては、赤レンガ棟(旧ノリタケ製土工場)、森村大倉記念館(ノリタケ工場施設)、ノリタケカンパニー工場倉庫、ノリタケの森煙突モニュメント、ノリタケカンパニー本社(旧日本陶器事務館)が登録されています。
ノリタケの森 | |
名称 | ノリタケの森/のりたけのもり |
所在地 | 愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36 |
関連HP | ノリタケの森公式ホームページ |
電車・バスで | 地下鉄東山線亀島駅から徒歩5分。JR名古屋駅・名鉄名古屋本線栄生駅から徒歩15分。近鉄・名鉄名古屋駅から徒歩20分 |
ドライブで | 名古屋高速都心環状線錦橋出口から約2km。名古屋高速6号清須線明道町出口から1km |
駐車場 | 235台(ノリタケの森駐車場9:00〜19:00、レストラン駐車場は11:00~19:00)/有料(5000円の利用で無料サービスあり) |
問い合わせ | ノリタケの森 TEL:052-561-7290 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag