東公園

東公園

愛知県岡崎市の東公園(ひがしこうえん)は26.9ha(ナゴヤドーム5個分)という広大な敷地を誇る都市公園。昭和3年開園という歴史ある公園で、園内に2900平方メートルの花菖蒲園が整備されています。岡崎市東公園動物園、恐竜モニュメントなどもあり、紅葉の名所としても人気があります。

6月にはハナショウブが咲き誇る

東公園

花菖蒲園には120種1万株のショウブが植栽され、系統品種別に展示する見本園と、混合畑の2種類があり、優美に咲く花の美しさは格別。

三河、葵など、三河や徳川に因む名がつけられた品種が多数植栽され、例年の見頃は6月上旬〜6月中旬。
見頃の時期には『花菖蒲まつり』が開催されています(21:00までライトアップ)。

広い園内には三河国岡崎康生町(現・岡崎市康生町)出身の世界的な地理学者で、『日本風景論』で知られる志賀重昮(しがしげたか)の墓と銅像、志賀重昮が薩長藩閥政府に牛耳られている明治の世相に慨嘆し、三河男子の奮起を鼓舞した『三河男児』歌碑、明治44年に東京の志賀重昴屋敷内に建てられ(当時の名称は「四松庵」)、公園開園直後の昭和4年に移築された「南北亭」などがあります。
また、鋼鉄研究の世界的権威者である本多光太郎資料館、北欧製遊具の配された広場、天保2年(1831年)築の茶室「等澍庵」、旧岡崎藩主本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次が昭和7年に建てた洋館を移築保存した旧本多忠次邸などもあって文化ゾーン的な色彩も有しています。

紅葉最中の11月下旬の日曜日には、『東公園紅葉まつり』も開催。
11月下旬~12月上旬には『紅葉ライトアップ』も実施されています。

東公園
名称 東公園/ひがしこうえん
所在地 愛知県岡崎市欠町大山田1
関連HP 岡崎市公式ホームページ
電車・バスで 名鉄東岡崎駅から市民病院行きバスで20分、東公園口下車、徒歩5分
ドライブで 東名高速道路岡崎ICから約2km
駐車場 北駐車場・南駐車場、東駐車場(419台/無料)
問い合わせ 東公園管理事務所 TEL:0564-24-0050
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
本多光太郎資料館

本多光太郎資料館

愛知県岡崎市の東公園の園内にある資料館が本多光太郎資料館(ほんだこうたろうしりょうかん)。日本の物理学者、金属工学者(冶金学者)で、「鉄鋼の父」とも称される本多光太郎博士は、愛知県碧海郡矢作町(現・岡崎市)の出身で、資料館は博士が勉学に励ん

志賀重昂墓所

志賀重昂墓所

愛知県岡崎市の東公園(ひがしこうえん)にあるのが志賀重昮墓所(しがしげたかぼしょ)。志賀重昮は、文久3年11月15日(1863年12月25日)、三河国岡崎康生町(現・岡崎市康生町)に生誕。札幌農学校などに学び、世界的な地理学者となって、『日

岡崎市東公園動物園

岡崎市東公園動物園

愛知県岡崎市にある昭和3年開園という歴史ある都市公園、東公園内にある動物園が岡崎市東公園動物園。昭和58年5月1日にオープンした動物園で、開園当時から入園無料。世界家畜動物園構想で誕生した動物園で、アジアゾウの「ふじ子」、ニホンザル、ニホン

南公園(南公園遊園地)

南公園(南公園遊園地)

愛知県岡崎市若松町にある岡崎市立の都市公園が南公園。東公園に動物園があるのに対し、南公園は遊園地、交通広場、夏期にオープンの市民プール、梅林、テニスコートなどがあり、ファミリーにも人気の公園になっています。岡崎市では「カワイイ文化」の元祖、

東公園・恐竜広場

東公園・恐竜広場

愛知県岡崎市欠町、面積26.91ha(ナゴヤドーム5個分)という広大な敷地を誇る岡崎市立の公園が、東公園。あしのべ池の東側、東名高速道路沿いにあるのが恐竜広場です。ブラキオサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプスなどのリアルなモニュメント

旧本多忠次邸

旧本多忠次邸

愛知県岡崎市、東公園の西端にあるのが、旧本多忠次邸。旧岡崎藩主・本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次が、昭和7年、東京・世田谷に建てた邸宅(洋館)と壁泉(へきせん)の一部を移築復原したもの。館内には当時の家具、ステンドグラスなどの調度

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ