白鳥古墳

白鳥古墳

名古屋市熱田区にある全長70mの前方後円墳が白鳥古墳(しらとりこふん)。熱田神宮では日本武尊(やまとたけるのみこと)の陵(みささぎ)、白鳥御陵、さらに北側にある断夫山古墳を宮簀媛(みやずひめ)の墳墓として、毎年5月8日に白鳥古墳と断夫山古墳とにおいて『御陵墓祭』が行なわれています。

尾張氏の首長墓だと推測されますが熱田神宮の社伝では日本武尊陵

6世紀初頭に築造された尾張氏の首長墓だとと推測され、江戸時代までは隣接する白鳥山(はくちょうさん)法持寺(空海創建と伝わる古刹)の境内となっていました。

往時には周濠が巡らされていましたが、今ではそれも失われています。
古墳内は危険と文化財保護のため立ち入ることができません。

江戸時代に古墳から出土した鉄地金銅張馬具は、愛知県の文化財に指定されています。

白鳥古墳
名称白鳥古墳/しらとりこふん
Shiratori Tomb
所在地愛知県名古屋市熱田区白鳥
電車・バスで名古屋市営地下鉄熱田神宮西駅から徒歩5分
ドライブで名古屋高速4号東海線六番北出口から約2km。名古屋高速3号大高線呼続出口から約3km
駐車場白鳥庭園駐車場(50台/有料)を利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鳥出神社

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現在は三重県四日市市内となった富田六郷の総氏神で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が鳥出神社(とりでじんじゃ)。日本武尊(やまとたけるのみこと)が能褒野(のぼの)で没したときに、白鳥になって熱田に向かう途中(熱田神宮では白鳥古

断夫山古墳

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伊勢神宮に次ぐ社格の大宮で、三種の神器(さんしゅのじんぎ)のひとつ、草薙御劔(草薙神剣=くさなぎのみつるぎ)を祀っている名古屋の古社。総面積19万haの敷地内には、空海(弘法大師)の手植えと伝わる樹齢1000年の市内最大の楠木など巨木が茂り

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