愛知県岡崎市岩津町にある菅原道真を祭神とする天神社が岩津天満宮。江戸時代中期の宝暦9年(1759年)、信光明寺(しんこうみょうじ)22世・一誉上人が鎌倉・荏柄山天満宮(芭蕉天神)の分霊を勧請し、三河、遠州一円の尊崇を集めた天満宮です(明治以前は信光明寺が別当の神仏習合)。
人造石工法を考案した服部長七ゆかりの社
明治の神仏分離で信光明寺の手を離れて、廃絶の危機を迎えますが、明治44年、三河国碧海郡棚尾村(現・愛知県碧南市)の実業家で人造石工法(風化した花崗岩の三河産真土と石灰をおよそ7:3の比率で混ぜたものをセメントの代わりに使用=長七たたき、三州たたき)発明者で土木技術者、服部長七(はっとりちょうしち=広島県宇品港の岸壁工事で有名)が崇敬者総代に就任し、本殿を再建し再興。
以降、神職は服部家が継承しています。
各種ご祈祷のほか、合格必勝セット(神札・お守・合格鉛筆・智恵箸)、受験合格札、厄除札、家内安全札、学芸上達札、受験合格守、学芸上達守、岩津木鷽(きうそ)、天神鉛筆なども授与してくれます。
願掛け白神牛は、毎月25日の天神様の縁日のみに授与されます。
岩津天満宮 | |
名称 | 岩津天満宮/いわづてんまんぐう |
所在地 | 愛知県岡崎市岩津町東山53 |
関連HP | 岩津天満宮公式ホームページ |
電車・バスで | JR岡崎駅、または、名鉄東岡崎駅から奥殿陣屋、東名岩津方面行きバスで岩津天神口下車、徒歩8分 |
ドライブで | 東名高速道路豊田東ICから約5km、岡崎ICから約9km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 岩津天満宮 TEL:0564-45-2525/FAX:0564-45-2168 |
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