松見の滝

奥入瀬川の支流、黄瀬川に懸かる滝が松見の滝。「日本の滝百選」に選定される滝の中では、屈指の到達難関の秘瀑となっています。十和田湖カルデラの北に位置するので、十和田湖温泉郷(焼山)から十和田湖方面に国道102号を走った黄瀬(バス停、公衆トイレがあります)が探勝の入口です。2段になって落下する秘境の滝は、落差90mの巨瀑。

往復で徒歩7〜8時間は必要で、探勝は1日がかり!

黄瀬公衆トイレで国道を離れ、黄瀬林道に入ると駐車スペースが。
黄瀬林道は大正11年に開設された歴史ある林道で、往時には森林軌道が山中へと伸びており、松見の滝北の台地上には集落や学校もあったのだとか。

ここから林道を2時間30分〜3時間ほど歩いた先(林道は途中で川を離れ高台を通ります)で、矢印に従って踏み跡に入り、急な斜面を下れば、ようやく松見の滝。
国土地理院の地図には松見ノ滝と表記されているので、正式名は松見ノ滝。

入口から3時間30分〜4時間くらいは見ておきたいところです。
地質的には火山岩の一種、城ヶ倉デイサイトに懸かり、周辺は見事な柱状節理が発達しています。

大雨の後など、迷いやすい場合もあるので、事前に地元観光協会などに状況を確認してからの入山がおすすめです。
十和田湖温泉郷のホテルでガイド付きの「トレッキングツアー」を実施しているところがあるので利用するのも手でしょう。

松見の滝
名称 松見の滝/まつみのたき
所在地 青森県十和田市奥瀬
駐車場 5台/無料
問い合わせ 十和田市観光協会 TEL:0176-24-3006/FAX:0173-24-3007
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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