青函トンネル竜飛斜坑線・体験坑道駅

青函トンネル竜飛斜坑線・体験坑道駅

青森県東津軽郡外ヶ浜町の青函トンネル記念館内にあるケーブルカーが青函トンネル竜飛斜坑線。青函トンネル工事の際の作業員や物資の輸送などを目的として建設されたもので、完成後には観光用、トンネル非常脱出用に運用されています。青函トンネル記念館駅から下った体験坑道駅は、海面下140mで、世界一低い場所にある駅。

世界で最も低い場所にある駅

地上の青函トンネル記念館駅と地下(海底)の体験坑道駅を結ぶ、全長778m(うち海面下部分が140m)、最急勾配250パーミル(水平距離1000mあたりの高低差250m)、斜度14度のケーブルカーが「青函トンネル竜飛斜坑線」。
「もぐら号」の愛称がついた「セイカン1」に乗車し、7分で体験坑道駅に到着。
地下坑道の一角に、特設展示エリアが設けられ、実際に掘削に使われた機械などが展示されています。

青函トンネル竜飛斜坑線・体験坑道駅
名称 青函トンネル竜飛斜坑線・体験坑道駅/せいかんとんねるたっぴしゃこうせん・たいけんこうどうえき
所在地 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜99
関連HP 青函トンネル記念館公式ホームページ
電車・バスで JR三厩駅から外ヶ浜町循環バス龍飛行きで27分、青函トンネル記念館下車
ドライブで 東北自動車道青森ICから約72km
駐車場 140台/無料
問い合わせ 青函トンネル記念館 TEL:0174-38-2301
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

龍飛崎

津軽半島の突端に位置する岬が龍飛崎(たっぴざき)。太宰治はその形状を「あとは海にころげ落ちるばかりだ」と表現しています(『津軽』より)。山並みがいきなり海に落ちる突端が龍飛崎で高台には龍飛埼灯台が建っています。「ここは本州の袋小路だ。読者も

階段国道

津軽半島(青森県)の突端、龍飛崎(たっぴざき=竜飛崎)の突端へとのびる国道339号。道は最後に車道から362段の階段となり海岸へと下りますが(標高差70m)、なんとその階段にも国道の表示が。これが全国唯一の「階段国道」。総延長388.2mの

龍飛埼灯台

石川さゆりの大ヒット曲『津軽海峡・冬景色』にも歌われる龍飛崎(竜飛岬)の突端に建つのが龍飛埼灯台(たっぴさきとうだい)。津軽海峡の航路の安全のため昭和7年に初点灯した灯台で、日本の灯台50選のひとつ。津軽海峡を見守る灯台灯高は13.72mで

津軽海峡冬景色歌謡碑

作詞・阿久悠(あくゆう)、作曲・編曲三木たかしという黄金コンビで昭和52年に大ヒットした演歌が石川さゆりが歌った『津軽海峡・冬景色』。その歌碑が立つのが、津軽海峡を見下ろす龍飛崎の高台です。歌碑は、ボタンを押すと「ごらんあれが竜飛岬北のはず

青函トンネル記念館

青函トンネル記念館

総延長53.85kmで世界一長い海底鉄道トンネルの青函トンネル。構想から50年、着工から24年という歳月を費やした国の巨大プロジェクトです。青函トンネルの歴史と工事の概要を紹介する記念館で、津軽半島最北端の竜飛崎に建つのが青函トンネル記念館

日本一高い駅 VS 日本一低い駅

日本一高い駅 VS 日本一低い駅

JRで日本一高い駅(日本最高所の駅)は小海線野辺山駅。では、日本一低い駅(JR駅)はどこかといえば、これはあまり知られていませんが東京駅の京葉線ホームです。ところが、上には上が、下には下の駅があるもので、日本最高所の駅は、無軌条電車(トロリ

青函トンネル入口広場

青函トンネル入口広場

青森県東津軽郡今別町、全長53.85kmの世界最長の海底トンネル、青函トンネルの本州側の入口を眺める展望台が青函トンネル入口広場。北海道新幹線が青函トンネルを出入りする様子を間近で見ることができます。冬期(12月末〜3月中旬)は、広場までの

新幹線展望塔

新幹線展望塔

北海道上磯郡知内町(しりうちちょう、青函トンネルの北海道側入口(湯の里知内信号場)を眺めるため、平成28年11月7日にオープンしたのが新幹線展望塔。青函トンネルは海を渡り道内に入ってからも福島町内はトンネルで通過し、ようやく知内町の湯ノ里地

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ