青森県黒石市にある主人・野田明さんが、水、食材にこだわる日本料理の店。厚目内産の玄そば(石臼挽きにした無農薬自然栽培そば粉)を使った香り豊かな手打ちそば、季節料理がメインで、黒石名物よされ鍋、そして黒石つゆやきそばなどが味わえます。店主考案オリジナルメニュー「とんかつラーメン」も注目の品です。
黒石を代表する和食、そば、郷土料理の名店!
昭和51年、甲徳兵衛町に天ぷら・うなぎ・刺身の店「野田家」をオープンしたのが始まり。
平成4年、乙徳兵衛町に移転し、宴会も開けるようになりました。
「そばの手打ちは、この乙徳兵衛町に移転してから、習得したもの」(主人の野田明さん)なのだとか。
さらに平成20年に店を浜町(青森市の海に続く浜街道の町)に移し、「つがるの食彩 野田」として再オープン。
刺身こんにゃくも手作り、玄そばは、野田さん自らが「そば生産組合牡丹」に加わり、自ら厚目内の畑に種まきから収穫までを手掛けるというこだわりです。
牡丹そばという希少な品種を使った手打ちそばは、ワサビではなく辛味大根をつけて食べるのが野田流。
「辛味大根を添えることで、そばの風味がより引き立つ」のだとか。
観光なら、豪華な「ミニそば会席」もおすすめです。
黒石つゆやきそばも、平たい太平麺にマッチするようにとソースは辛口でスパイシー。
つゆは豚バラをメインに、煮干し、昆布、鰹節でとったもの。
和食の職人がつくる黒石つゆやきそばは、「仕事」を感じさせる絶品です。
すき焼き、ステーキ、エビフライ玉子とじ、串カツ、やきとり、とり唐揚げなどもメニューにあるのは、多様なニーズに答えたいという野田さんの思いから。
つがるの食彩 野田のある浜町や、こみせ通りに湧く井戸水は、南八甲田山系の伏流水。
適度なカルシウム、マグネシウムが味にまろやかさを与え、遊離炭酸が清涼感を加えるのだとか。
手打ちそば、手作りこんにゃくなど、料理の「仕事」をおいしい水(硬度67mg、炭酸遊離3.5mg)が支えているのです。
取材・画像協力/青森県
つがるの食彩 野田 | |
名称 | つがるの食彩 野田 |
所在地 | 青森県黒石市浜町26-1 |
関連HP | つがるの食彩 野田公式ホームページ |
電車・バスで | 弘南鉄道黒石駅から徒歩8分 |
ドライブで | 東北自動車道黒石ICから約4km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | つがるの食彩 野田 TEL:0172-53-1444 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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