熊谷寺(四国八十八ヶ所霊場第8番札所)
徳島県阿波市にある熊谷寺(くまたにじ)は、四国八十八ヶ所霊場第8番札所で7番の十楽寺からは徒歩1時間10分。弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)の開基と伝えられ、閼伽ヶ谷(あかがたに)で修行の際に、紀州の熊野権現から一…
徳島県阿波市にある熊谷寺(くまたにじ)は、四国八十八ヶ所霊場第8番札所で7番の十楽寺からは徒歩1時間10分。弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)の開基と伝えられ、閼伽ヶ谷(あかがたに)で修行の際に、紀州の熊野権現から一…
徳島県阿波市にある法輪寺は、四国八十八ヶ所霊場第9番札所で8番の熊谷寺から徒歩40分。弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)の開基と伝えられる高野山真言宗の寺。もとは西1kmの法池ヶ溪で、空海が仏の使いである白蛇に出会っ…
徳島県阿波市、切幡山の中腹、標高155mに建つ切幡寺は、四国八十八ヶ所霊場第10番札所で9番の法輪寺からは徒歩1時間。仁王門から330段の石段を上ったところに本堂があります。空海(弘法大師)の開基と伝えられる高野山真言宗…
徳島県吉野川市にある藤井寺は、四国八十八ヶ所霊場第11番札所で10番の切幡寺から徒歩2時間30分。弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)の開基と伝えられる臨済宗妙心寺派の古刹。空海が薬師如来を刻んで本尊とし、堂塔の前に五…
徳島県神山町にある焼山寺(しょうさんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第12番札所で、焼山寺山の険しい山中にあり「遍路ころがし」と呼ばれる6ヶ所ある難所の一つでしたが、現在は山上まで自動車道が開通しています。杉木立に囲まれた山門…
徳島市一宮町にある大日寺は、四国八十八ヶ所霊場第13番札所で真言宗大覚寺派の古刹。弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)がこの地(境内の北側に位置する大師の森)に巡錫し、護摩修法をしているとき大日如来からこの霊地に一宇を…
徳島市国府町にある常楽寺は、四国八十八ヶ所霊場第14番札所で13番の大日寺から徒歩25分。弘仁6年(815年)、この地で修行中の空海に弥勒菩薩(みろくぼさつ)の姿が浮かんだことから弥勒菩薩像を刻み、堂宇を建立して本尊とし…
徳島市国府町にある國分寺(国分寺)は、四国八十八ヶ所霊場第15番札所で、14番の常楽寺から徒歩15分。天平13年(741年)に発せられた聖武天皇の勅命で全国につくられた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつ阿波国分寺の後…
徳島市国府町にある観音寺は、四国八十八ヶ所霊場第16番札所で15番の国分寺から徒歩25分。聖武天皇の勅願道場として、天平13年(741年)に行基が創建したという真言宗御室派の寺。弘仁7年(816年)、空海が巡錫し、本尊の…
徳島市にある井戸寺は、四国八十八ヶ所霊場第17番札所で16番の観音寺から徒歩45分。天武天皇の勅願所・瑠璃山妙照寺として白鳳2年(674年)に創建されたという古刹。往時には八町四方の広大な寺域と12坊を有する大寺でした。…
小松島市にある恩山寺は、四国八十八ヶ所霊場第18番札所で17番の井戸寺からは徒歩だと5時間の道のり。小松島市の郊外、小高い山の中腹に建つ高野山真言宗の寺です。参道には樹木が生い茂り、寺の裏山には遊歩道や展望台が整備されて…
徳島県小松島市にある立江寺(たつえじ)は、四国八十八ヶ所霊場第19番札所で18番の恩山寺から徒歩1時間10分。寺伝では天平19年(747年)、聖武天皇の勅命により、光明皇后の安産を祈願して行基が開基、一寸八分の延命地蔵尊…
徳島県勝浦町にある鶴林寺(かくりんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第20番札所で19番の立江寺から徒歩なら5時間。遍路から「お鶴」あるいは「お鶴さん」などと呼ばれる鶴林寺への遍路道は、阿波(徳島県)の最大の難所となっています。…
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録される高野山町石道沿いにあり、弘仁10年(819年)5月3日、空海が高野山に丹生明神と狩場明神(高野明神)を勧請した際に、神域の入り口として建立した2基の鳥居が並ぶことから二ツ…
和歌山県九度山町にある弘仁7年(816年)に空海によって慈尊院とともに丹生高野明神社として創建したと伝わる古社が、丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)。本殿はユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録資…
平安時代から鎌倉時代にかけて、高野参詣の表参道だった和歌山県かつらぎ町、天野の里にある『延喜式神名帳』記載の古社が丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ)。高野山の鎮守社で、本殿、楼門、境内は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣…
和歌山県九度山町にある慈尊院は、空海(弘法大師)が、弘仁7年(816年)に創建した寺で、「女人高野」の名で知られる古刹。空海は高野山に女人の入山を厳しく禁じ、母の入山も許しませんでした。そこで、空海の母は高野山の麓にある…
和歌山県田辺市、紀伊田辺駅南東、仮庵山(かりおやま)の麓にある古社が闘鶏神社(鬪雞神社)。祭神は熊野十二神で、交通の要所でもあることから中世、近世には新熊野合権現として繁栄。平家を支援した熊野別当家との縁が深いのですが、…