祐徳稲荷神社
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷(三大稲荷は諸説あります)のひとつに数えられるのが佐賀県鹿島市に鎮座する祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)。もとは京都御所内の花山院(かざんいん)邸に鎮座する稲荷大神…
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷(三大稲荷は諸説あります)のひとつに数えられるのが佐賀県鹿島市に鎮座する祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)。もとは京都御所内の花山院(かざんいん)邸に鎮座する稲荷大神…
最上稲荷(さいじょういなり)と通称されていますが正式名は最上稲荷山妙教寺という日蓮宗の寺。岡山市北区、吉備平野を眺望する龍王山の南麓にあり、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに「日本三大稲荷」に数えられる(笠間稲荷神社…
『桃太郎』のモデルともいわれる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀ることで知られる古社が岡山市北区に鎮座する吉備津彦神社。備中と備前の国境に位置する「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とし、その備前側の麓に鎮座する(…
岡山県新見市内のカルスト台地に点在する洞穴群の中でも、江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見という早くから開発された鍾乳洞が満奇洞(まきどう)。古くは「槇の穴」と呼ばれていましたが、歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻が昭和4…
備中と備前との国境、「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とする吉備国総鎮守として創建された古社が岡山市北区吉備津に鎮座する吉備津神社。7世紀後半、吉備国が3分割された後に備中国一之宮として歴代の国司に崇められました。…
平安時代、国庁に赴任した国司が国中の神社を巡る手間を省くため、国府の近くに造られたのが、総社。古代、備中国府が置かれたときに、備中の主な神社、324社の神を合祀して創建されたのが総社市の備中総社宮です。本殿は昭和54年の…
北八ヶ岳の東麓に広がる長野県佐久穂町、八千穂高原。その一角に200haに50万本の白樺林があり、近くには28haの八千穂高原自然園、八千穂レイクがあります。八千穂高原の白樺林は「日本一の白樺群生地」とPR。初夏にはヤマツ…
明治37年4月1日に開業した江ノ島電鉄の駅が極楽寺駅。駅名は近くの極楽寺、極楽寺坂切通に由来します。明治40年に江之島電氣鐵道の極楽寺隧道が完成し、明治40年8月16日、極楽寺から鎌倉町の大町(現在廃止)まで延伸していま…
鎌倉七口の一つ、極楽寺坂切通の途中に建つ空海ゆかりの古刹が成就院(じょうじゅいん)。寺伝によれば空海(弘法大師)が諸国巡礼の際、100日間にわたって虚空蔵求聞持法(虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える修行)を行なった霊跡と…
昭和57年8月25日にリリースされたのが演歌歌手・鳥羽一郎のデビューシングルで、オリコンチャート上では約29万枚の売上を記録した『兄弟船』。鳥羽一郎の代表曲ともなったこの『兄弟船』歌碑がパールロード途中の鳥羽展望台(三重…
大川橋蔵や北大路欣也主演のテレビドラマ『銭形平次』(ぜにがたへいじ)は、野村胡堂(のむらこどう)の小説『銭形平次捕物控』が原作。主人公の銭形平次こと岡っ引の平次は、神田明神下に住むという設定。というわけで神田明神(正式名…
三重県紀北町と尾鷲市を結ぶ国道42号は天狗倉山(馬越峠/まごせとうげ)をトンネルで通過していますが、馬越峠周辺には17世紀前半に紀州藩の行なった街道整備事業で敷かれたと推定される熊野古道伊勢路の石畳が残されています。これ…
奈良県桜井市の多武峯(とうのみね)にある藤原鎌足(ふじわらのかまたり)を祀る神社が談山神社(たんざんじんじゃ)で、大宝元年(701年)創建という古社(創建当時は聖霊院という寺)。大和路随一の紅葉の名所としても知られますが…
奈良市中町にある霊山寺真言宗大本山が霊山寺(りょうせんじ)。奈良時代に行基が開山したと伝わる古刹です。弘安6年(1283年)築の本堂は鎌倉時代和様仏堂の代表作として国宝。鐘楼、三重塔、霊山寺の鎮守社だった十六所神社は国の…
奈良県桜井市にある三輪山(467.1m)は、『古事記』や『日本書紀』に、御諸山(みもろやま)、 美和山(みわやま)、三諸岳(みもろのおか)と記され、大物主神(おおものぬしのかみ)の鎮座する山として大神神社(おおみわじんじ…
文治元年(1185年)、四天王寺の別当・慈円に請われて法然が結んだ草庵が始まりという大阪市天王寺区の古刹が一心寺。慶長元年(1596年)、三河出身で徳川家康に見出され佐倉・清光寺に住持したという僧侶・本誉存牟(ほんよぞん…
葛城山(858m)の北麓、役行者(えんのぎょうじゃ=役小角・えんのおづぬ、修験道の始祖)の開創と伝えられる古刹が大阪府岸和田市の牛滝山大威徳寺で、かつては48もの僧房をもつ葛城修験の一霊場として栄えました。古くから、紅葉…
大阪港に臨む、天保山公園にある小さなピークが天保山。江戸時代に河川の浚渫の残土で築かれた人工の山ですが、国土地理院発行の地形図にも「天保山」の山名が記されるため、標高4.53mで三角点のある場所として「日本で一番に低い山…