萬慶寺
福井県鯖江市深江町にある曹洞宗の寺、萬慶寺(ばんけいじ)。享保5年(1720年)、初代鯖江藩主・間部詮言(まなべあきとき)が越後国村上藩から入封した際に村上の常福寺の僧・陽光が現在の桜町付近に万松庵を建立したのが始まり。…
福井県鯖江市深江町にある曹洞宗の寺、萬慶寺(ばんけいじ)。享保5年(1720年)、初代鯖江藩主・間部詮言(まなべあきとき)が越後国村上藩から入封した際に村上の常福寺の僧・陽光が現在の桜町付近に万松庵を建立したのが始まり。…
福井県小浜市の南川東岸に広がる田園地帯にある臨済宗南禅寺派の寺、圓照寺(円照寺)は大化年間(645年~650年)に創建されたという古刹。初めは遠松寺という名の真言宗の寺で、南川西岸にありましたが、洪水で流された後、文安元…
福井県小浜市郊外の羽賀山にある高野山真言宗の古刹、羽賀寺(はがじ)。山号は鳳聚山。鳳凰が飛来してこの山に羽を落としたことを喜んだ当時の女帝・元正天皇の勅命により、霊亀2年(716年)、行基が創建したということから付けられ…
福井県坂井市丸岡町にある豪雪地帯特有の住宅が千古の家(坪川家住宅)。江戸時代初期に建てられた福井県内最古の民家で、地方豪族の生活様式を窺い知ることができる貴重な場所。国の重要文化財に指定される建物は、正面は入母屋造り、背…
福井県坂井市三国町、えちぜん鉄道三国芦原線・三国駅の背後に控える高台にあり、北前船で繁栄した三国港のシンボル的存在。建物は三国港の改修工事を起案したオランダ人技師、ジョージ・アーノルド・エッセルが、明治12年に設計した龍…
越前(福井県)は、厳しい冬の寒さに耐えた良質の真竹や孟宗竹を産する地。坂井市丸岡町にある竹人形や竹工芸品を多数展示、販売する施設が越前竹人形の里。昭和27年頃、竹製花額を作っていた師田保隆・三四郎(もろたやすたか・さんし…
三重県四日市市を流れる三滝川の河口部に架る国道23号(名四国道)の橋が大正橋。産業道路として知られる国道23号(名四国道)ですが、沿線随一の工場夜景スポットがこの大正橋で、工場夜景ファンには有名な場所。大正橋の歩道からコ…
三重県四日市市霞ヶ浦の高台、伊勢湾や鈴鹿の山々を一望できる展望台が整備されるのが垂坂公園・羽津山緑地(たるさかこうえん・はづやまりょくち)。近年では四日市コンビナート群の夜景を眺望する夜景スポットとしても注目されています…
「伊勢と鳥羽を結ぶ天空のドライブウェイ」が謳い文句の伊勢志摩スカイライン。伊勢市側・内宮(皇大神宮)から朝熊山頂展望台を目指して上る途中、一宇田町の南、標高290m地点に位置する展望台が一宇田展望台。伊勢平野、伊勢市街側…
朝熊山(あさまやま)は、伊勢神宮の背後にそびえる標高555mの山(朝熊ヶ岳)。山頂からは伊勢湾の雄大なパノラマが広がり、とくに山上からの日の出は古来から有名でした。山頂東側の標高506mの頂きに朝熊山頂展望台があり、山頂…
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された三重県亀山市の東海道・関宿(せきじゅく)の中心、中町にある資料館が関宿旅籠玉屋歴史資料館。街道時代には、「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謳われた関宿を代表…
三重県亀山市、東海道の関宿にある真言宗御室派の寺が関地蔵院。天平13年(741年)、国中に流行した天然痘から人々を救済するため行基によって創建されたという古刹で、本尊の地蔵菩薩坐像は日本最古の地蔵菩薩といわれています。正…
神宮(伊勢神宮)、内宮(ないくう=皇大神宮)参道途中、五十鈴川沿いにある古来からの禊(みそぎ)の場が御手洗場(みたらし)。宇治橋の前で一礼し、心も正して宇治橋を渡り、一の鳥居をくぐった先で五十鈴川に出ると御手洗場がありま…
神戸市東灘区にある寛保3年(1743年)創業、白鶴酒造の旧酒蔵を再生した企業博物館が白鶴酒造資料館。本店1号蔵として、大正時代初期に建造、昭和44年3月まで稼働した蔵を資料館として再生したもの。「白鶴」という銘柄も延享4…
兵庫県神戸市東灘区にある清酒メーカー・菊正宗酒造の記念館が菊正宗酒造記念館で、そのテーマは「酒造りの原点を知ること」。木の香もすがすがしい建物内に、国の重要有形民俗文化財「灘の酒造用具」を多数展示しています。用具の使い方…
兵庫県神戸市灘区にある沢の鶴酒造の酒蔵を利用した企業博物館が沢の鶴資料館。沢の鶴酒造は、享保2年(1717年)創業の老舗酒造メーカー。灘五郷の一つ西郷に本社がありますが、江戸時代末期築の大石蔵(収蔵物とともに兵庫県の有形…
中国・清朝の対日政策の変更による唐船(中国商船)の往来の増加による密貿易対策として、元禄2年(1689年)、長崎各地に住んでいる中国人を集めて造られた外国人居留地が、唐人屋敷。その遺構のひとつが旧唐人屋敷・観音堂で、瓢簟…
長崎県長崎市館内町にある、鎖国時代の日本の交易を支えた中国人(唐人)たちの居留地に築かれた媽祖廟(まそびょう)の遺構が旧唐人屋敷・天后堂。天后堂(てんこうどう)は、元文元年(1736年)に、南京出身の人々が航海の安全を祈…