宗吾霊堂(東勝寺)
千葉県成田市にある宗吾霊堂(そうごれいどう)は、正式名は鳴鐘山東勝寺で真言宗豊山派の寺。寺伝によれば桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が房総平定の際に創建したという古刹です。寺地は火災などで変遷…
千葉県成田市にある宗吾霊堂(そうごれいどう)は、正式名は鳴鐘山東勝寺で真言宗豊山派の寺。寺伝によれば桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が房総平定の際に創建したという古刹です。寺地は火災などで変遷…
長野県小布施町(おぶせまち)にある文明4年(1472年)開基の曹洞宗の古刹が岩松院(がんしょういん)。本堂の天井に描かれた『八方睨大鳳凰図』(はっぽうにらみほうおうず)は、北斎晩年に描いた実に21畳という大きさの大作。北…
大分県中津市の耶馬渓(やばけい)のなか、標高250mの羅漢山中腹に位置する、全国羅漢寺の本山といわれる古刹が羅漢寺(らかんじ)。山号は耆闍崛山(ぎしゃくつせん)、本尊は舎利塔に納められた仏舎利(ぶっしゃり)です。羅漢とは…
平安時代編纂の『延喜式』神名帳に記載の古社(式内社)で上総国(かずさのくに)一之宮が玉前神社(たまさきじんじゃ)。千葉県長生郡一宮町の町名はもちろんこの神社に由来しています。祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。安産…
古くから神話に登場、古代にはヤマト王権や朝廷の東国支配の拠点にもなった古社が、千葉県香取市に鎮座する香取神宮。社伝によれば創建は神武天皇18年(紀元前643年)という東国屈指の歴史を誇ります。下総国一之宮で、全国に約40…
香取神宮、鹿島神宮と並び「東国三社」と称され、江戸時代には船での東国三社参りが行なわれていたという古社が茨城県神栖市の息栖神社(いきすじんじゃ)。社伝によれば、応神天皇の御代に海岸沿いの日川(にっかわ)地区に創建という歴…
創建は皇紀元年(紀元前660年)と伝えられ、香取神宮 (千葉県香取市)、息栖神社(いきすじんじゃ/茨城県神栖市)とともに東国三社のひとつが茨城県鹿嶋市の鹿島神宮。鹿嶋市の市の名ももちろんこの名社に由来し、鹿島神宮は常陸国…
瀬戸市街の北側の丘陵地にある建武3年(1336年)に創建された臨済宗妙心寺派の名刹、定光寺(じょうこうじ)。天文3年(1534年)に再建された本堂(国の重要文化財)や中国の儒教様式で造られた尾張藩祖・徳川義直(とくがわよ…
奥多摩(青梅市)、御岳山(標高929m)の山頂に鎮座する山岳信仰の神社が武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)。社伝によれば、創建は紀元前90年(崇神天皇7年)に武渟川別命(たけぬなかわわけのみこと=記紀に登場する四道将軍…
航海安全の守護神として知られる道教の女神、媽祖(まそ)。「玉皇大帝」「天公」ともいわれ、中国の民間信仰では最高神にされているほどです。あらゆる神・仙人を統御し、人間の行為を算定して運命を決定すると信じられてきた媽祖を祀る…
媽祖(まそ)は航海の安全や漁業、健康、縁結びにご利益があるといわれる中国の女神(もっとも地位の高い神)。その誕生日である旧暦3月23日(5月上旬=新暦に直しての開催ですので年によって開催日が異なりますので、事前にご確認を…
伊香保神社は、伊香保温泉街を見下ろす石段街の最上部に建ち、温泉街の鎮守社。天長2年(825年)の創建と伝えられる古社で、富岡の貫前神社(一之宮)、赤城の赤城神社(二之宮)とともに上野(かみつけ)国三之宮として、伊香保温泉…
榛名山(はるなさん)の南西麓、標高880mほどのところに位置する古社が榛名神社。社伝によれば創建は6世紀後半、用明天皇元年(586年)と伝えられ、神仏習合の中世には満行権現(まんぎようごんげん)を祀っていました。明治の神…
群馬県館林市にある『分福茶釜』ゆかりの寺として有名な曹洞宗の寺、茂林寺(もりんじ)。応永33年(1426年)、大林正通(だいりんしょうつう)が創建したと伝わります。本尊は釈迦牟尼仏。寺の北には県指定の天然記念物である茂林…
東京都品川区南品川にある江戸三十三箇所観音霊場の第31番が品川寺(ほんせんじ)。寺伝では大同年間(806年〜810年)に空海(弘法大師)開山という古刹です(ただし空海が東国に布教に来たという裏付けはありません)。長禄元年…
北条氏最後の執権・北条高時(ほうじょう たかとき)が葛西ケ谷の東勝寺で自害した後、北条一族の霊を弔うため、建武2年(1335年)、鎌倉幕府を滅ぼした足利尊氏(発願は後醍醐天皇)によって建立されたのが宝戒寺(ほうかいじ)。…
群馬県太田市にある生品神社(いくしなじんじゃ)は、平安時代に編集された『延喜式上野国神名帳』に「新田郡従三位生階明神」と記された古社で、国指定「新田荘遺跡」のひとつ。主祭神は大穴牟遅神(大国主命)。新田義貞(にったよしさ…
大阪市天王寺区にある古社で、創建については定かでありませんが、天慶5年(942年)に菅原道真を合祀して天満宮となっています。菅原道真が大宰府に流されるとき、この地で、風待ちをしたという伝承があります。慶長20年(1615…