鎌倉五山とは!?
宋(中国)に渡った栄西(えいさい)、鎌倉時代、南宋から渡来した蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)ら臨済宗の名僧が開山した禅宗寺院のうち、鎌倉幕府の庇護のもと、鎌倉に築かれた5つの名刹が、鎌倉五山。鎌倉幕府の5代執権・北条時頼…
宋(中国)に渡った栄西(えいさい)、鎌倉時代、南宋から渡来した蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)ら臨済宗の名僧が開山した禅宗寺院のうち、鎌倉幕府の庇護のもと、鎌倉に築かれた5つの名刹が、鎌倉五山。鎌倉幕府の5代執権・北条時頼…
小野小町(おののこまち)ゆかりの京都市山科区小野御霊町に建つ随心院は、真言宗善通寺派の大本山で、本尊は如意輪観音坐像。寛仁2年(1018年)、仁海(にんがい)が建立した曼荼羅寺の塔頭が起源といわれ、中世には天皇の祈願所と…
平安遷都1100周年を記念して明治28年に行なわれた「第4回内国勧業博覧会」のパビリオン(模造大極殿)として建てられたものを、明治26年に「大極殿建設ノ計画ヲ拡張シテ平安神社ト為スノ議」の建議により、博覧会後に平安神宮と…
上杉神社は、上杉家の居城で米沢藩の藩庁だった米沢城本丸の奥御殿跡に鎮座する神社。米沢城跡は現在、松が岬公園となっていますが、米沢城の本丸跡ということでその中心に位置しています。米沢城本丸跡の6割を占めるという広大な境内で…
慶応3年(1868年)11月に、横浜外国人居留地167番にJ.H.バラの依頼によって横浜在住の外国人のための礼拝所・日本人のための英語教場として、石造りの小会堂が建設されたのが始まりという歴史ある教会が、横浜海岸教会。明…
創祀は仁徳天皇の御代という浜松市街にある古社で『延喜式神名帳』にある蛭田(ひるた)郷許部(こべ=現・浜松市中区小沢渡町)にあった許部神社(こべじんじゃ)がこの浜松八幡宮なのだとか。しかもこの浜松八幡宮の松が、浜松という地…
正長元年(1428年)、月窓義運禅師(げっそうぎうんぜんじ)が浜松に開山した曹洞宗の寺、西来院(せいらいいん)。本尊は釈迦牟尼仏。境内には徳川家康の正室・築山御前(つきやまごぜん=瀬名姫)の廟堂(月窟廟)、家康の異父弟・…
応永12年(1405年)、長安坊がこの地に草庵を構えたのが始まりという浜松市天竜区二俣町にある古刹。戦国時代さなかの天正7年(1579年)9月25日、徳川家康の長男・松平信康は、妻である徳姫(織田信長の娘)に武田方に内通…
建徳2年(1371年)、無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ/後醍醐天皇の皇子=円明大師)が開いた東海屈指の名刹。山号は深奥山(じんのうざん)。方広萬寿禅寺が正式な寺の名ですが方広寺・奥山半僧坊(地元では「半僧坊」)と通称…
承安5年(1175年)、法然が43歳の時、比叡山の黒谷を下り、草庵を結んだ場所が金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。法然が最初に浄土宗を布教を行なった地で、京都屈指の名刹です。知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗の七大本山のひ…
京都・壬生にある壬生寺(みぶでら)は、寺伝によれば奈良時代創建で、正暦2年(991年)、三井寺の僧・快賢が再興、小三井寺と呼ばれた古刹。律宗に属した地蔵信仰の寺で、本尊の延命地蔵尊は厄除け、開運にご利益が大。京都三大狂言…
古には大陸や日本海交易で栄えた長門市仙崎。極楽寺の創建は延歴3年(784年)と古く、鎌倉時代に現在地に移転したと伝えられています。金子みすゞ作『仙崎八景』のひとつとして詠われており、仙崎みすゞ通りに面した山門前には『極楽…
金子みすゞの故郷、山口県長門市の仙崎みすゞ通りの起終点でもある、仙崎砂洲先端の瀬戸の渡しからほど近い場所に建つのが、遍照寺(へんしょうじ)。15世紀末の創建といわれる浄土真宗の寺で、金子みすゞの墓所があります。金子みすゞ…
仙崎漁港に面して建つ、八坂神社。かつては祇園社と呼ばれていました(今も祇園様と呼ばれています)。みすゞ通りにも小さな鳥居があり、ここに金子みすゞの童謡詩「祇園社」の碑が立っています。王子山、弁天島、花津浦、極楽寺、波の橋…
鎌倉五山の第1位の寺で、臨済宗建長寺派総本山が建長寺。禅宗に深い関心を寄せていた鎌倉幕府第5代執権・北条時頼(ほうじょうときより)が、宋からの渡来僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて建長5年(1253年)に建立した…
臨済宗円覚寺(えんがくじ)派に属する鎌倉五山の第4位の寺。第5代執権・北条時頼(ほうじょうときより)の三男、北条宗政(ほうじょうむねまさ)の菩提を弔うため、弘安4年(1281年)、宗政の妻とその子・北条師時(ほうじょうも…
山口県山口市にある毛利家の菩提寺。応永11年(1404年)、周防・長門・豊前の守護大名・大内盛見(おおうちもりはる)が祈願所として建立した国清寺が前身。毛利氏が防長に転封されてからは、毛利隆元(もうりたかもと=毛利元就の…
大阪市住吉区に鎮座する住吉大社は、社伝によれば、神功皇后が朝鮮半島の新羅に出兵した際に住吉三神を祀ったことに始まるという古社。全国2300の住吉社の総本社で摂津国一の宮にもなっています。古代の大阪港である住吉津、難波津か…