素盞雄神社
東京都荒川区、南千住の総鎮守が素盞雄神社(すさのおじんじゃ)。延暦14年(795年)、役小角(えんのおづぬ)の弟子・黒珍が、牛頭天王(ごずてんのう=素盞雄大神の本地仏で祇園精舎の守護神)、飛鳥権現が降臨した奇岩・瑞光石(…
東京都荒川区、南千住の総鎮守が素盞雄神社(すさのおじんじゃ)。延暦14年(795年)、役小角(えんのおづぬ)の弟子・黒珍が、牛頭天王(ごずてんのう=素盞雄大神の本地仏で祇園精舎の守護神)、飛鳥権現が降臨した奇岩・瑞光石(…
愛媛県西条市、霊峰・石鎚山を御神体と仰ぐ、石鎚信仰。石鎚山の山頂に鎮座するのが、石鎚神社・頂上社(奥宮)です。社殿には3体の御神像(玉持ちの御神像、鏡持ちの御神像、剣持ちの御神像)が祀られ、夏山の登拝シーズン期間のみ、神…
愛媛県西条市、石鎚山中腹(7合目)、石鎚登山ロープウェイを下車し、徒歩25分ほどの場所に鎮座するのが石鎚神社・成就社(中宮)。神仏習合時代には奥前神寺があった地で、ここから上部が女人禁制の霊域でした。
愛媛県西条市、西日本の最高峰・石鎚山(いしづちさん)を御神体とする神社が、石鎚神社。山麓の本社(口之宮)、中腹の成就社(中宮)、山頂の頂上社(奥宮)、そして石鎚ドライブウエイの終点に土小屋遥拝殿の4社があり、本社と成就社…
奈良県天理市、乙木(おとぎ)集落の北端、山の辺の道(南ルート)沿いにある古社が、夜都伎神社(やつぎじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される「大和国山辺郡 夜都伎神社」の論社のひとつ。山の辺の道を南に歩けば竹…
奈良県桜井市三輪、山の辺の道(南ルート)沿いにある大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社が、檜原神社(ひばらじんじゃ)。本殿を有しない大神神社同様に、本殿、拝殿がなく三ツ鳥居(三輪鳥居)を通して御神体の三輪山を遥拝する古代か…
奈良県天理市に陵墓のある崇神天皇の御代(4世紀)に創建されたと伝わる古社が、石上神宮(いそのかみじんぐう)。布留明神(ふるみょうじん)とも称し、ヤマト王権を支えた物部氏一族を祀る神社で、『古事記』、『日本書紀』にも記載さ…
奈良県奈良市都祁友田町にある古社が、都祁水分神社(つげみくまりじんじゃ)。水分神社は奈良県下に葛木、吉野、都祁、宇陀の4社がありますが、田畑の潅漑を司る神を祀る社。社伝によれば飛鳥時代の創建という古社で、聖武天皇が伊勢行…
奈良県御所市、水越峠(みずこしとうげ)の東麓にある古社が、葛木水分神社(かつらぎみくまりじんじゃ)。水分神社は奈良県下に葛木、吉野、都祁、宇陀の4社がありますが、田畑の潅漑を司る神を祀る社。水分は水配の意で、金剛山・葛城…
東京都荒川区南千住1丁目、曹洞宗の古刹、円通寺に移築されているのが、旧上野の黒門。慶応4年5月15日(1868年7月4日)の彰義隊と新政府軍が戦った上野戦争で、放置されていた彰義隊の遺骸を円通寺に葬ったことが由縁で、明治…
京都府京都市山科区、地下鉄東西線蹴上駅にある古社が、日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)。社伝によれば古墳時代の487年頃、第23代顕宗天皇の御代、日向(宮崎県)の高千穂峰の神蹟を移したのが始まりといい、天智天皇が神田を寄…
京都府京都市東山区、京都の茶屋街として重伝建(祇園新橋伝統的建造物群保存地区)に選定される祇園新橋地区にある神社が、辰巳大明神。御所の辰巳(南東)の方向にあることが名の由来で、白川に架る巽橋のたもとに建ち、祇園甲部、祇園…
京都府と奈良県の境に近い京都府木津川市加茂町にある天平元年(729年)、聖武天皇の勅願により、行基が阿弥陀堂を建てたのが創始と伝わる古刹が、岩船寺(がんせんじ)。関西花の寺第15番霊場で、6月中旬 ~7月上旬のアジサイの…
京都府京都市東山区にある泉涌寺(せんにゅうじ)の別院が、雲龍院(うんりゅういん)。南北朝時代の建徳3年・応安5年(1372年)に龍華院とともに創建。霊明殿に北朝歴代天皇の位牌が奉安されるなど皇室との関係の深さから、泉涌寺…
京都府京都市中京区上白山町にある歯痛の神様として知られる古社が、白山神社。平安時代末、加賀国(現・石川県)の白山権現(現在の白山比咩神社=白山神社の総本社)が祭神。比叡山延暦寺と院政を敷いた後白河院(後白河上皇)の対立ま…
東京都港区元麻布1丁目にある浄土真宗本願寺派の寺、麻布山善福寺。安政5年(1859年)、日米修好通商条約に基づき寺の一室が初代アメリカ合衆国公使館となり、福沢諭吉(福澤諭吉)も出入りしたことから、境内には善福寺で葬儀を行…
京都府京都市北区、賀茂川にかかる出雲路橋近くにある曹洞宗永平寺派の禅刹が、天寧寺(てんねいじ)。もともと会津若松にあった寺ですが、天正14年(1586年)、伊達正宗の会津侵攻で焼失、時の住職・祥山曇吉が京に建てた仏堂が前…
京都府京都市下京区、四条大宮にほど近い浄土宗の寺(知恩院の末寺)が、光縁寺。慶長18年(1613年)頃の創建で、新選組が壬生(みぶ)に屯所(とんしょ)を構えていた頃、光縁寺の門前に新選組の馬小屋があり、境内の墓所には新選…