行徳寺
富山県南砺市、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の合掌造り・岩瀬家(国の重要文化財)近くにある浄土真宗の寺、行徳寺。蓮如(れんにょ)上人の直弟子・赤尾道宗(おかおどうしゅう)が永正10年(1513年)に五箇山に開山。切妻造…
富山県南砺市、越中五箇山(えっちゅうごかやま)の合掌造り・岩瀬家(国の重要文化財)近くにある浄土真宗の寺、行徳寺。蓮如(れんにょ)上人の直弟子・赤尾道宗(おかおどうしゅう)が永正10年(1513年)に五箇山に開山。切妻造…
富山県高岡市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)は加賀藩2代藩主・前田利長(まえだとしなが)の菩提(ぼだい)を弔うため、弟の3代藩主・前田利常(まえだとしつね)が建立した曹洞宗の古刹。加賀120万石を譲られた義弟の前田利常は、深…
富山県射水市にある高野山真言宗の古刹、鷹尾山蓮王寺(れんのうじ)。建立は平安時代という丈六阿弥陀如来(木造大仏)は、高岡大仏、庄川大仏と並び、「越中三大仏」に数えられています。戦国時代、長尾為景(ながおためかげ)の戦火で…
北アルプス・剣岳の麓、富山県中新川郡上市町にある真言密宗の大本山が大岩山日石寺(おおいわさんにっせきじ)。寺伝では奈良時代の神亀2年(725年)、行基の開基といい、本尊は凝灰岩の大岩壁に刻まれた磨崖仏(不動明王像)。磨崖…
高野山・金剛峯寺の信仰の中心で空海(弘法大師)が禅定に入るという御廟所のある聖地が奥之院。正式の参拝は、一の橋から参道を歩くもの。一の橋から御廟まで2kmの参道には、20万基を超える諸大名の墓石、祈念碑、慰霊碑が配され、…
越中国(現・富山県)の国府は、現在の富山県高岡市伏木にあったと推測され(現在の勝興寺付近)、越中国分寺跡も同じ高岡市伏木にあります。聖武天皇が国家の安穏を祈願して全国に配した国分寺の跡で、天平13年(741年)の国分寺建…
富山県立山町、立山登拝道の入口、芦峅寺(あしくらじ)の姥堂川に架かる布橋は、聖域と俗世の境とされてきた橋。その布橋の東(俗世側)にある閻魔堂(えんまどう)は、立山が女人禁制だった時代に、秋の彼岸に齋行される『布橋灌頂会』…
富山県立山町、越中国一之宮で、延喜式神名帳にも記載の古社が雄山神社。岩峅寺(いわくらじ)に建つ前立社壇なら通年参拝が可能。平安初期に建てられた立山寺(岩峅寺)を前身とする神仏習合の社で、神仏分離の明治維新までは、立山権現…
越中国一之宮で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社(式内社)、雄山神社(おやまじんじゃ)。霊峰立山を神体とする立山信仰の拠点で、峰本社(みねほんしゃ)、中宮祈願殿、前立社壇(まえだてしゃだん)の3社の総称が雄山…
富山県中新川郡立山町、日本三霊山・立山(たてやま)の主峰、雄山(3003m)の山頂に鎮座するのが雄山神社・峰本社。大宝元年(701年)、佐伯有頼(さえきのありより)が立山・室堂平の玉殿岩窟で立山権現の霊示を受け、文武天皇…
富山県氷見市布施の田園地帯にある小さな小山が布勢の円山で、布勢神社が鎮座しています。大伴家持(おおとものやかもち)が越中国(現在の富山県)に国守として赴任していた天平18年(746年)〜天平勝宝3年(751年)には、一帯…
大分県日出町(ひじまち)、JR日豊本線暘谷駅(ようこくえき)から徒歩5分の地にある、曹洞宗(そうとうしゅう)の古刹、松屋寺(しょうおくじ)。もとは奈良時代の養老年間に、天台宗六郷満山寺(ろくごうまんざんじ=国東半島一帯に…
大分県日出町(ひじまち)にある人間魚雷「回天」大神訓練基地跡に建つのが回天神社(住吉神社)。太平洋戦争の末期に考案された人間魚雷「回天」。人が一人しか入れない魚雷艇で、敵艦に船もろとも突撃して玉砕するという、いわゆる海軍…
北海道増毛町(ましけちょう)の鎮守社、増毛厳島神社(ましけいつくしまじんじゃ)。宝暦元年(1751年)、松前の商人・村山伝兵衛(能登国出身)が函館奉行所より増毛場所を請負、増毛に出張番屋を設け開始。この時、運上屋の守護神…
茨城県水戸市にある回天神社(かいてんじんじゃ)は、幕末の動乱期に安政の大獄、桜田門外の変、東禅寺事件、坂下門外の変、天狗党の乱、会津戦争などで没した水戸藩士1785名を祀る神社。社名は藤田東湖の著作『回天詩史』に由来する…
佐太神社(さだじんじゃ)は島根県松江市鹿島町に鎮座する出雲国二之宮。奈良時代編纂の『出雲国風土記』に「佐太大神社」とあり、古代には地方の祖神の佐太大神(さだおおかみ=猿田彦命)を祀る神社として広範囲に信仰を集めていたと推…
島根県大田市にある石見国一之宮が物部神社(もののべじんじゃ)。JR大田市駅から国道375号を南へ5km、川合地区に鎮座しています。祭神は物部氏の祖という宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)。神武天皇の大和平定に部族・物部(…
島根県雲南市加茂町にある平安時代に編纂された『延喜式神名帳』、さらには『出雲国風土記』に記載される古社が御代神社(みしろじんじゃ)。主祭神は、素戔嗚尊(須佐之男命/すさのおのみこと)、稲田姫命(いなたひめのみこと)。八岐…