多賀大社『古例大祭』(多賀まつり)
毎年4月22日8:30〜17:00、滋賀県多賀町の多賀大社で『古例大祭』(多賀まつり)が行なわれます。多賀大社の年中行事のうちで最も重要な大祭で、武家や公家などの装束に身を包んだ氏子ら総勢500人が、馬を引き連れて神社周…
毎年4月22日8:30〜17:00、滋賀県多賀町の多賀大社で『古例大祭』(多賀まつり)が行なわれます。多賀大社の年中行事のうちで最も重要な大祭で、武家や公家などの装束に身を包んだ氏子ら総勢500人が、馬を引き連れて神社周…
『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳わ…
毎年5月3日、滋賀県米原市の筑摩神社(ちくまじんじゃ)で『鍋冠まつり』(なべかぶりまつり)が行なわれます。筑摩地区は桓武天皇の時代に内裏大膳職の御厨(みくりや=神饌を調進するための領地)が置かれた地。筑摩神社の春の例祭『…
2024年5月6日(月・振替休)、近江八幡市の賀茂神社で『足伏走馬』(あしふせのそうめ)が行なわれます。天智天皇の時代に一帯に日本で最初の官営の牧(国営牧場)がつくられ、その後賀茂神社の創建とともに、赤と黒の古来の衣裳を…
2019年5月3日(金)〜5月6日(月・祝)、滋賀県多賀町の多賀大社で『奥書院庭園特別公開・春の宝物特別展』が行なわれます。国指定の名勝、安土桃山時代につくられた池泉観賞式の庭園である「奥書院庭園」(旧不動院庭園)の公開…
毎年5月3日、滋賀県米原市の礒崎神社で『磯武者行列』が行なわれます。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊吹山の悪神を退治した時に負傷し、大和への帰途に病気が重くなり、磯で崩じたため磯崎神社を建立し守護神として祀りました。…
近世には日野商人(近江商人)の活躍で繁栄した滋賀県日野町の古社、馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)。社伝では、鈴鹿山脈の霊峰・綿向山(標高1110m)の頂上に、神武天皇の時代に、出雲国の開拓の祖神を迎えて祀り、…
毎年5月2日〜5月4日(本祭は5月3日)、滋賀県日野町で『日野祭(馬見岡綿向神社例祭)』が行なわれます。社伝では神武天皇の時代に創建という近江・日野の古社、馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)。『日野祭』は、湖東…
毎年5月4日、滋賀県東近江市の繖峰三神社(さんぽうさんじんじゃ)で『伊庭の坂下し祭』(いばのさかくだしまつり)が行なわれます。繖山(きぬがさやま/標高432.9m)の北山腹にある繖峰三神社から麓にある大鳥居まで、三神の御…
滋賀県米原市にある長沢御坊と呼ばれる、浄土真宗本願寺派の名刹、福田寺(ふくでんじ)。真宗を守るため織田信長と戦った犠牲者を弔う「殉教万人塚」、小谷城の遺構を移築した「浅井御殿(書院)」、「本願寺の蓮如手植えの松」などがあ…
滋賀県野洲市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が兵主大社(ひょうずたいしゃ)。正式名称は兵主神社ですが、兵主大社と通称されています。社伝によれば、3世紀後半、近江国滋賀郡穴太(あのう)遷都にともない穴…
滋賀県米原市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の古社が山津照神社(やまつてるじんじゃ)。創建年代は定かでありませんが奈良時代には創建されていたと推測できます。祭神は、天地開闢の際に出現した国之常立神(くにのとこたち…
2024年4月29日(月・祝)〜5月1日(水)、富山県高岡市の国宝瑞龍寺で『春のライトアップと門前市』が行なわれます。富山県唯一の国宝、瑞龍寺をライトアップする春のイベント。ライトアップといってもプロジェクションマッピ…
聖天(しょうでん、しょうてん)とは、仏教の守護神の歓喜天(かんぎてん=歓喜自在天)のこと。四天王、帝釈天、吉祥天、弁財天、鬼子母神、大黒天などと同様に天部の神のひとつです。それを祀る日本三大聖天は、妻沼聖天(歓喜院)、待…
「日本最初の庚申尊出現の地」といわれ、江戸時代に八坂庚申堂(京)、入谷庚申堂(江戸)とともに日本三庚申に数えられていたのが大阪市天王寺区にある四天王寺・庚申堂。四天王寺の境内にあり、庚申の日とその前日(宵庚申)に本尊に祈…
京都市の東山、法観寺(八坂の塔)をやや下ったところにある天台宗の寺院が八坂庚申堂。正式名は、大黒山延命院金剛寺ですが、「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。中国の道教由来である庚申信仰の霊場で江戸時代には四天王寺庚…
京都市の八坂上町にある臨済宗建仁寺派の寺、法観寺(ほうかんじ)。清水寺周辺の坂から見え隠れする五重塔(八坂塔)があることから八坂の塔とも呼ばれますが、正式名は法観寺。聖徳太子の創建と伝えられ、塔の礎石も飛鳥時代のものとか…
京都市山科区にある天台宗京都五門跡のひとつが毘沙門堂。大宝3年(703年)、天武天皇の命で行基が創建と伝わる古刹で、寛文5年(1665年)、天海僧正によって現在地に再興しています。江戸時代から、代々法親王が住持する天台宗…