慈雲寺(慈雲寺のイトザクラ)
暦応年間(1337年〜1342年)夢窓疎石が開創したといわれる甲州市塩山の名刹(臨済宗妙心寺派)が慈雲寺。推定樹齢330年のイトザクラは、ウバヒガンの変種で山梨県の天然記念物となっています。例年の見頃は4月上旬。満開をは…
19山梨県暦応年間(1337年〜1342年)夢窓疎石が開創したといわれる甲州市塩山の名刹(臨済宗妙心寺派)が慈雲寺。推定樹齢330年のイトザクラは、ウバヒガンの変種で山梨県の天然記念物となっています。例年の見頃は4月上旬。満開をは…
19山梨県日蓮宗総本山の久遠寺境内には、客殿前、報恩閣前と樹齢約400年の見事なシダレザクラが2本咲きます。見頃は、例年3月下旬〜4月上旬で、観桜期間には交通規制が実施され(9:00〜16:00)、身延山への乗用車の乗り入れは不可…
29奈良県『日本書紀』の神武天皇(じんむてんのう)が畝傍山(うねびやま)の東南・橿原(かしはら)の地に宮を建てられ即位の礼を行なったという記述をもとに、畝傍山の東南麓の聖地に明治23年4月2日に創建した神社が橿原神宮。神武天皇は、…
26京都府真宗大谷派の本山で東本願寺として知られているのが真宗本廟。宗祖・親鸞聖人の門弟らが遺骨を大谷(現・京都市東山山麓)から吉水(京都市円山公園付近)の北に移し、廟堂を建てたことに始まります。現在の寺地は、慶長7年(1602年…
24三重県寺伝によれば、神亀3年(726年)、加賀・白山の開山で有名な泰澄(たいちょう=奈良時代の修験道の僧)が草庵を築いたのが始まりという古刹が、三重県鈴鹿市の石薬師寺。弘仁3年(812年)空海(弘法大師)が、巨石に薬師如来を刻…
21岐阜県『延喜式神名帳』に記され(式内社)、清和天皇の貞観9年(867年)、従五位上の神位を授けられた国幣社が飛騨一宮水無神社(ひだいちのみやみなしじんじゃ)。飛騨国の一之宮として知られ、飛騨国の総鎮守で、境内には、飛騨国中の産…
13東京都東京都東村山市にある臨済宗建長寺派の寺、正福寺(しょうふくじ)。江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』によれば、開基は北条時頼、開山は石渓心月(仏海禅師)と記されています。応永14年(1407年)建立とされる柿葺き(こ…
11埼玉県社伝によれば2400年前に創建されたと伝わる古社が埼玉県さいたま市の武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)。武蔵国(埼玉県、東京都)周辺に数多い氷川神社の総本社です。社名の氷川(ひかわ)は、出雲肥河(斐伊川)…
13東京都東京都文京区白山にある天台宗の寺、円乗寺。本堂のすぐ前にあるのが八百屋お七墓。寺伝では、天和2年12月28日(1683年1月25日)の天和の大火(大円寺の塔頭の大竜庵から出火)で焼け出され、菩提寺・円乗寺に避難したのです…
27大阪府織田作之助の小説『夫婦善哉』(めおとぜんざい)の舞台としても有名な大阪・千日前、法善寺横丁のシンボル的存在の寺が法善寺。天龍山法善寺は、江戸初期に琴雲上人により山城国宇治に創建され、寛永14年(1637年)に専念上人によ…
26京都府天平11年(738年)、行基開山と伝えられる古刹が京都府木津川市の浄瑠璃寺(じょうるりじ)。永承2年(1047年)、義明上人が、薬師如来を本尊に小さな堂を建立。保元2年(1157年)に現在の本堂(九体阿弥陀堂)が建てられ…
04宮城県高蔵寺(こうぞうじ)は、角田市にある真言宗智山派の寺で、会津など東北に仏教を伝えた高僧・徳一が平安時代初期の弘仁10年(819年)に創建したと伝えられる古刹です。現存する阿弥陀堂は、平安末期の治承元年(1177年)、奥州…
17石川県金沢の犀川の西岸、寺町寺院群にある雨宝院(うほういん)は、奈良時代に白山を開山したと伝えられる泰澄(たいちょう)を開祖とする密教寺院(高野山真言宗)。泉鏡花(いずみきょうか)、徳田秋声(とくだしゅうせい)と並ぶ金沢の三文…
03岩手県嘉祥3年(850年)、慈覚大師(円仁)が開山した平泉の名刹が中尊寺。天台宗東北大本山で、山号は関山(かんざん)、本尊は阿弥陀如来。長治2年(1105年)、奥州藤原氏初代・藤原清衡(ふじわらのきよひら)が21年の歳月を費や…
03岩手県岩手県平泉町の中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂が金色堂。棟木墨書銘から天治元年(1124年)8月20日、金色堂が上棟したことが判明しています。奥州藤原氏初代・藤原清衡(ふじわらのきよひら)69歳の時のこと。平等院鳳凰堂…
30和歌山県世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録の熊野三山を巡るときに、忘れてはならないのが明治維新までの神仏習合時代。明治の神仏分離、廃仏毀釈で「熊野詣」は、熊野本宮大社、熊野速玉神社、熊野那智大社の「神社巡り」となっていま…
30和歌山県熊野那智大社の創建は仁徳天皇の御代と伝えられる古社で、熊野本宮大社、熊野速玉神社とともに、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野三山の一社。那智原生林や那智滝など、山全体が霊場となっているのが那智山一帯…
30和歌山県那智熊野大社の拝殿右奥にある天台宗の古刹が那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。山号は那智山、本尊は如意輪観世音菩薩で、西国三十三所第1番札所。神仏習合時代には熊野那智大社と一体で、花山法皇の西国三十三所観音霊場巡礼の旅はここ…