本福寺・水御堂
兵庫県淡路市、淡路島の北部、浦地区にある真言密教(真言宗御室派)の古刹が、本福寺(ほんぷくじ)。平安時代後期に創建されたという歴史ある寺ですが、平成3年築、水御堂(みずみどう)と呼ばれる本堂は、安藤忠雄の設計。蓮池の下に…
兵庫県淡路市、淡路島の北部、浦地区にある真言密教(真言宗御室派)の古刹が、本福寺(ほんぷくじ)。平安時代後期に創建されたという歴史ある寺ですが、平成3年築、水御堂(みずみどう)と呼ばれる本堂は、安藤忠雄の設計。蓮池の下に…
広島県廿日市市にある安芸国の二之宮が、速谷神社(はやたにじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』には、名神大社(みょうじんたいしゃ)に列せられ、安芸国三社(速谷神社、厳島神社、多家神社)の筆頭として朝廷の尊崇をうけてい…
東京都府中市宮町3丁目、大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)境内、ふるさと府中歴史館前に鎮座するのが、宮之咩神社(みやのめじんじゃ) 。大國魂神社の摂社ながら、創建は大國魂神社と同じ神代の昔といい、安産の神、芸能…
埼玉県さいたま市浦和区岸町3丁目に鎮座する古社が、調神社(つきじんじゃ)。平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の式内社で、調宮(つきのみや)とも呼ばれています。朝廷、あるいは伊勢神宮への調物を貯蔵する御倉が前身とも推測さ…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺の塔頭(たっちゅう=子院)が、脳天大神龍王院(のうてんおおかみりゅうおういん)。金峯山寺蔵王堂の脇、吉野朝宮跡(実城寺跡)から455段の石段を下り到達することも可能ですが、車なら寺近く…
奈良県吉野郡吉野町、金峯山寺蔵王堂の近くに鎮座するのが、後醍醐天皇導稲荷(こだいごてんのうみちびきいなり)。建武の新政に失敗し、花山院に幽閉されていた後醍醐天皇が京を脱出し、吉野山に逃れる際、道に迷った後醍醐天皇を伏見の…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の金峯山寺蔵王堂のすぐ横に鎮座する古社が、威徳天満宮。社伝によれば、天徳3年(959年)の創建とも、天慶年中(938年~947年)、如意輪寺を創建した日蔵道賢(にちぞうどうけん)が勧請したともい…
静岡県浜松市北区細江町、奥浜名に建つ黄檗宗(おうばくしゅう)の寺が、初山宝林寺(しょさんほうりんじ)。黄檗宗開祖・隠元とともに来日した明国の僧・独湛性瑩(どくたんしょうけい)が金指近藤家2代で、旗本・近藤貞用(こんどうさ…
東京都板橋区本町、街道時代の中山道板橋宿にある伝説の榎が、縁切榎(えんきりえのき)。石神井川を渡る板橋の北に続く、仲町商店街の一画にあり、幕末の文久元年(1861年)、皇女和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際の行列は、縁起…
東京都豊島区南池袋にある日蓮宗の寺、仙行寺(せんぎょうじ)。平成30年に再建された8階建て、ビル形式の本堂(仙行寺本堂ビル、7階が本堂)に安置されるのが、空中に浮遊するというユニークな池袋大仏。平成30年8月25日に公開…
東京都台東区谷中にある天台宗の寺、天王寺(てんのうじ)。谷中霊園の一画に建つのは、谷中霊園は神仏分離、廃仏毀釈以前は、境内地だったから。そんな天王寺の境内に鎮座する露座の大仏が元禄大仏と呼ばれる釈迦牟尼如来坐像。元禄3年…
埼玉県川口市舟戸町、荒川のスーパー堤防上に建つ真言宗智山派の寺が、善光寺。鎌倉時代初期の建久8年(1197年)、定尊が善光寺如来のお告げで、笈(おい)に入れた阿弥陀三尊を携えて諸国を訪ね歩き、笈が動かなくなったことから開…
東京都新宿区市谷八幡町、市ヶ谷の外堀に臨む高台に建つのが、市谷亀岡八幡宮(いちがやかめがおかはちまんぐう)。文明11年1月27日(1479年2月18日)、太田道灌が江戸城築城の際して、西方の守護として鎌倉の鶴岡八幡宮の分…
東京都北区赤羽台にある古社が、赤羽八幡神社。境内(社務所)の下に東北・上越・北陸新幹線、埼京線のトンネルがあり、日本で唯一の「新幹線の上に鎮座する神社」として知られています。裏参道に設置されている大鳥居の間を新幹線が通過…
東京都日野市石田1丁目にある真言宗の寺が、石田寺(せきでんじ)。愛宕山地蔵院石田寺が正式名で、高幡不動尊金剛寺の末寺。新選組副局長・土方歳三(ひじかたとしぞう)が生まれた旧石田村(いしだむら)にあり、境内には土方歳三の墓…
東京都北区上中里、JR上中里駅のすぐ南側の高台にある古社が、平塚神社。元禄5年(1692年)編纂の『平塚明神并別当城官寺縁起絵巻』によれば、この地に豊嶋郡の郡衙(ぐんが=郡役所)、平安時代に豊島近義が平塚の要害を利用して…
東京都八王子市高尾町、東京を代表する霊山、高尾山の山上に建つ真言宗智山派の古刹が、高尾山薬王院。天平16年(744年)、聖武天皇の勅令で東国鎮守の祈願寺として、行基が開基したと伝わる多摩最古の寺。中世から飯縄大権現(いい…
東京都調布市にある天台宗別格本山が、深大寺(じんだいじ)。寺伝では、天平5年(733年)、満功(まんくう)上人が法相宗の寺として創建と伝わる古刹、正式名は浮岳山昌楽院深大寺で、水神の深沙大王(じんじゃだいおう)に由来する…