旗山
徳島県小松島市にある源平合戦ゆかりの史跡が旗山(はたやま)。屋島の戦いの直前、元暦2年2月18日(1185年3月18日)、源義経(みなもとのよしつね)率いる源氏の軍勢が阿波勝浦(現在の小松島)の尼子ヶ浦に上陸して、平家が…
徳島県小松島市にある源平合戦ゆかりの史跡が旗山(はたやま)。屋島の戦いの直前、元暦2年2月18日(1185年3月18日)、源義経(みなもとのよしつね)率いる源氏の軍勢が阿波勝浦(現在の小松島)の尼子ヶ浦に上陸して、平家が…
福岡県行橋市の南西、標高216mと208.7mの双耳峰・馬ヶ岳山頂にある中世の山城が馬ヶ岳城。その築城は古く、天慶5年(942年)、源経基(みなもとのつねもと)による築城と伝えられています。天正15年(1587年)には、…
山形県米沢市にそびえる西吾妻山(2035m)北面、火焔滝(ひのほえのだき)を源流に、山形県を北上し、酒田市で日本海に注ぐ長大な河川が最上川(もがみがわ)。幹川流路延長は229kmで、木曽川と並んで日本第7位、流域面積70…
永禄3年5月19日(1560年6月12日)、織田信長が今川義元を討ったとされる桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)が行なわれた桶狭間古戦場は豊明市から名古屋市緑区にかけての一帯ですが、桶狭間の戦いの決戦の地というのは特定…
福島県福島市、飯坂温泉に9ヶ所ある共同湯(共同浴場)のなかでもっとも有名なのが鯖湖湯(さばこゆ)。元禄2年5月2日(1689年6月18日)、『奥の細道』途中の松尾芭蕉、曾良が入浴したと推測されるのもこの鯖湖湯だといわれて…
福島県福島市飯坂町にある古湯が飯坂温泉(いいざかおんせん)。秋保温泉(あきうおんせん/宮城県仙台市)、鳴子温泉(宮城県大崎市)とともに、「奥州三名湯」にも数えられています。その歴史は古く、開湯については神話の時代まで遡る…
宮城県塩竈市、陸奥国一之宮の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は表参道の表坂、東参道の裏坂、七曲坂、社人道という4つの参拝路があります。表坂は、男坂とも呼ばれ202段の石段でできている表参道。表参道にある石鳥居は、仙台藩4代藩…
宮城県塩竈市、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)境内、左右宮拝殿前にある文治の燈籠は、文治3年(1187年)に鹽竈神社を崇敬する奥州藤原三代・藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の三男、藤原忠衡(ふじわらのただひら=泉三郎忠衡)によ…
宮城県大崎市、鳴子温泉から出羽国新庄領へ向かう出羽街道中山越(でわかいどうなかやまごえ)は、藩政時代に交通の要衝だった場所。吉岡宿(現・大和町)で奥州街道から分岐し、新中田、岩出山、尿前の関( しとまえのせき)…
宮城県大崎市の鳴子温泉にある江戸時代の関所の跡が尿前の関(しとまえのせき)。尿前の関は、山形に至る出羽街道(でわかいどう)の関所で、最上(もがみ)と伊達(だて)両氏の対立が続いていたことから、人馬や物資の出入りを厳しく取…
宮城県仙台市青葉区にある徳川家康を祀る神社が仙台東照宮。承応3年(1654年)、仙台藩第2代藩主・伊達忠宗(だてただむね)が東照大権現(徳川家康の神仏習合の神号、本地仏は薬師如来)を伊達家の守護神として祀ったのに始まる東…
宮城県白石市の坂上田村麻呂を祀る田村神社の境内にあるお堂が甲冑堂。堂内に源義経の家来、佐藤継信(さとう つぐのぶ)・忠信兄弟が着用したという甲冑が安置されていることが名の由来で、それを目的に、松尾芭蕉と曾良は、『奥の細道…
宮城県松島町、松島観光の中心となる松島海岸のすぐ南にある小島の雄島(おしま)は、瑞巌寺の寺領で、全島が幽玄な雰囲気の漂う霊場。中世の松島は「奥州の高野」と称されたと死者供養の霊場でもあったため雄島の周囲には数多くの岩窟が…
湧き水でも知られる富山県黒部市生地にある樹高19m、幹回り6mのクロマツが謙信手植えの松で、黒部市指定天然記念物。枝張りは東西27m、南北24mにも及ぶ巨木です。戦国時代、越後から生地に来た長尾景虎(上杉謙信)は、生地の…
富山県氷見市、富山湾越しに立山連峰を望む雨晴海岸は、文治3年(1187年)に源義経が奥州に落ちのびるとき、にわか雨にあった際に雨宿りした海岸という伝承があります。雨晴という地名の由来にもなった義経伝説ですが、雨晴海岸の一…
富山県黒部市の生地(いくじ)地区は、黒部川扇状地の末端にあたり、豊富な湧き水が自噴する地。「黒部川扇状地湧水群」として環境省の名水百選にも選定されています。経妙寺の近くに湧くのが清水庵の清水(しょうず)。『奥の細道』途中…
山形県最上郡最上町と尾花沢市の境に位置する標高470mの峠が山刀伐峠(なたぎりとうげ)。最上地区と尾花沢を結ぶ山越えの古道で、『奥の細道』で松尾芭蕉もこの峠を越えて山寺へと向かっています。かつては難所といわれ、当時は案内…
山形県最上郡最上町にある封人の家(ほうじんのいえ)は、江戸時代に役場や国境の警護の役目も果たしていた役人の家。有路家(ありじけ)は、仙台領との境に位置し、代々新庄領堺田村の庄屋を務めていた名家です。築350年ほどの建物(…