東寺・金堂
世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ東寺(教王護国寺)の中心となる堂宇が金堂。東寺が空海に下賜された823(弘仁14)年までには完成していたと推測される寺の本堂です。創建時の建物は1486(文明18)年の土一揆…
26京都府世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ東寺(教王護国寺)の中心となる堂宇が金堂。東寺が空海に下賜された823(弘仁14)年までには完成していたと推測される寺の本堂です。創建時の建物は1486(文明18)年の土一揆…
26京都府東寺真言宗の総本山が東寺(教王護国寺)。794(延歴13)年の平安京造営に際し、国家鎮護のため羅城門の東に創建さた歴史ある官寺。823(弘仁14)年に空海が譲り受けて真言宗の道場と改めたため、弘法さんの寺として信仰を集め…
42長崎県幕末の1857(安政4)年に、長崎での踏み絵が廃止され、外国人のための聖堂建立が認められました。大浦天主堂は1864(文久3)年にフランス人・フューレ神父とその志を継いだプチジャン神父によって建立され、別名フランス寺とも…
26京都府一般には三十三間堂の名で知られていますが、正式には蓮華王院(れんげおういん)で、天台宗の古刹。妙法院に属する堂で、妙法院の境外仏堂。1164(長寛2)年に後白河上皇が離宮として建てた法住寺殿の一角に平清盛に命じて創建した…
23愛知県吉良上野介や、吉良の仁吉で有名な西尾市吉良町にある古刹、金蓮寺(こんれんじ)。創建は定かでありませんが、1340(暦応3)年、足利尊氏が現在の場所に寺を移し、青蓮山金蓮寺とし、江戸時代には吉良氏の帰依で寛政年間(1789…
28兵庫県日本の近世城郭のなかでも、築城当時の姿を残す唯一の存在といわれる姫路城。歴史は古く、1333(元弘3)年、播磨の守護職・赤松則村によって、砦が築かれたのが始まり。羽柴秀吉により、さらに池田輝政が現在の城郭を建築しました。…
28兵庫県世界文化遺産に登録される姫路城のシンボル的な存在が天守丸にそびえる連立した天守群。国内に現存する12の現存天守の一つが姫路城の天守。しかも現存する天守のなかで最大の規模を誇り、大天守と3重の小天守3基(東小天守・西小天守…
26京都府947(天暦元)年、巫女(みこ)の多治比文子(たじひのあやこ)らが北野の右近馬場に皇城鎮護の神として菅原道真の霊を祀ったのが始まりという古社が北野天満宮。京で起こった天変地異が道真の祟りという風評が広がり、その霊を鎮める…
29奈良県興福寺の三重塔は、1143(康治2)年、崇徳天皇(すとくてんのう)の中宮・藤原聖子(ふじわらのきよこ=皇嘉門院聖子/こうかもんいんせいこ)が創建し、1180(治承4)年、平重衡の兵火で焼失後、間もなく再建されたもので、北…
29奈良県興福寺の国宝に指定される五重塔は、730(天平2)年、興福寺を創建した藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘・光明皇后(聖武天皇の皇后)が創建したもの。度重なる兵火のため焼失し、現在の塔は1426(応永33)年に再建されたも…
29奈良県法相宗大本山、669(天智8)年に藤原鎌足の病気平癒を祈願して妻・額田王が造営した山階寺が始まりと伝わる古刹が奈良の興福寺。平城遷都の際、鎌足の息子・藤原不比等により現在地に移され寺名を興福寺と改めました。薬師如来像を本…
29奈良県奈良にある法相宗(ほっそうしゅう)の大本山が興福寺。奈良に都(平城京)があった時代には大官大寺(大安寺)、元興寺、薬師寺とともに四大寺の一つに数えられた名刹。南円堂は西国三十三所第9番札所で、多くの巡礼の人の姿を見かけま…
29奈良県南都七大寺の1つに数えられる奈良の古刹が元興寺(がんごうじ)。蘇我馬子が飛鳥(あすか)に建立した日本最古の仏教寺院・飛鳥寺(法興寺)がその前身。平城京で元興寺(がんごうじ)と名前を変え、奈良時代には東大寺に次ぐという寺格…
29奈良県法隆寺は、寺伝などでは607(推古15)年、聖徳太子と推古天皇により創建されたと伝わる古寺で、世界最古の木造建築群が飛鳥時代の姿を現代に伝えています。参道の松並木を抜けると、正門である南大門(国宝)。境内は西院と東院に分…
29奈良県法隆寺の西院伽藍は、奈良時代の法隆寺式伽藍配置を体現していますが、大講堂の前(南側)で、西に経蔵、東に鐘楼と楼閣建築が対となって配されています。経蔵は、天平様式を基調とすることから奈良時代の建築と推測され、現存する楼造り…
29奈良県法隆寺の西院伽藍の東、宝物館である大宝蔵院の南側に、細殿(ほそどの)と並んで建つ「双堂」(ならびどう)のひとつが食堂(じきどう)。奈良時代の建築様式で、創建時には政所という法隆寺の寺務所だったもの。平安時代に入って、僧が…
29奈良県東室(ひがしむろ)は、法隆寺・西院伽藍の東側にある僧坊で、『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』に記される4棟の僧坊のひとつ。奈良時代、伽藍中枢部に続いての建立と推測できますが、礎石や柱にはさらに古い転用材が用いられ、こちらは法…
29奈良県法隆寺、国宝文化財が建ち並ぶ西院伽藍の北西、小高い場所に、八角円堂の西円堂があります。薬師如来像を安置するため「峯の薬師」(峰薬師)と通称されるお堂です。718(養老2)年、光明皇后の母・橘夫人の発願によって、行基が創建…