ハンタ道(今帰仁城周辺遺跡)
沖縄県今帰仁村、今帰仁城北麓の親川(エーガー)から今帰仁城に至る往時の登城ルートがハンタ道で、今帰仁城周辺遺跡のひとつ。途中にはナガレ庭、親泊ムラ跡、今帰仁ムラ跡などがあり、グスク交流センター近くから城郭内に入るもの。7…
沖縄県今帰仁村、今帰仁城北麓の親川(エーガー)から今帰仁城に至る往時の登城ルートがハンタ道で、今帰仁城周辺遺跡のひとつ。途中にはナガレ庭、親泊ムラ跡、今帰仁ムラ跡などがあり、グスク交流センター近くから城郭内に入るもの。7…
沖縄県うるま市石川、石川市街、石川港を見下ろす標高87.2mの丘に位置する単郭式の城(グスク)が伊波城(いはぐすく)。城郭内からは、中国産の青磁や白磁、三彩陶器・褐釉陶器・染付・南島産の須恵器などが出土し、伊波按司の交易…
沖縄本島南部の沖縄県糸満市にある琉球三山分立時代(14世紀頃)に栄えた城(グスク)が南山城(島尻大里城)。かつての高嶺間切(間切=地域)にあるため高嶺城とも、島尻大里間切とも呼ばれたため島尻大里城とも呼ばれ、三山時代(琉…
沖縄県浦添市を走る県道153号沿いにある城(グスク)跡が伊祖城(いそぐすく)。沖縄最古の貿易港である牧港を見下ろす琉球石灰岩の丘陵上に、13世紀頃に築城された城が伊祖城。英祖王(えいそおう=1260年~1299年/古琉球…
沖縄本島南東部、沖縄県南城市玉城地区の標高150m~190mの台地西側の断崖上に、琉球石灰岩を野面積みと切石積みにした城壁を巡らしたグスク(城)が糸数城(いとかずぐすく)。同じ南城市にある玉城城(たまぐすくぐすく・たまぐ…
沖縄県久米島町、久米島北部、標高309.9mの宇江城岳の山頂に築かれたグスク時代の城跡(国の史跡)が宇江城城(うえぐすくぐすく)。沖縄の城(グスク)跡としては最高所の場所にあります。築城の時期は定かでありませんが、伊敷索…
兵庫県三木市、神戸電鉄粟生線・三木上の丸駅(みきうえのまるえき)のすぐ南、美嚢川に臨む中世の平山城跡が三木城(上の丸公園・上の丸稲荷神社)。明応元年(1492年)頃、東播磨八郡を領有した別所則治(べっしょ のりはる)が築…
神奈川県湯河原町、湯河原温泉街に北西に位置する、標高563mの城山山頂が土肥城址(といじょうし)。平安時代から鎌倉時代にかけて湯河原で一大勢力を誇った豪族、土肥一族の城跡といわれています。土肥実平(どひさねひら)は、10…
伊勢国鈴鹿郡亀山(現在の三重県亀山市本丸町)にあった伊勢亀山藩の居城、亀山城。現存する往時の遺構が亀山城多門櫓です。松江藩主・堀尾忠晴の勘違いから天守を寛永9年(1632年)に解体されてしまったため、小藩ということもあっ…
高知県安芸市土居にある中世から近世の城跡(平山城)が安芸城(あきじょう)。鎌倉時代の初め、延慶2年(1309年)に土佐七守護のひとり、安芸親氏(あきちかうじ)によって築かれたと伝わります。藩政時代には、土佐藩山内家家老・…
福岡県行橋市の南西、標高216mと208.7mの双耳峰・馬ヶ岳山頂にある中世の山城が馬ヶ岳城。その築城は古く、天慶5年(942年)、源経基(みなもとのつねもと)による築城と伝えられています。天正15年(1587年)には、…
福岡県行橋市の南西部に位置する周囲約3㎞、面積35万㎡の大規模な古代山城跡が御所ヶ谷神籠石(ごしょがたにこうごいし)。ホトギ山(御所ヶ岳、標高246.9m)の山頂から山麓一帯に長大な花崗岩の石塁が築かれています。発掘調査…
長野県大町市の大町市街中心部にある戦国時代、仁科氏の居館跡(現・天正寺)周辺に残された遺構が東側外堀跡・土居跡。大和の古代豪族・阿部氏が姫川上流の信濃安曇地方に居を構えて仁科氏を称し、鎌倉時代に大町に館を築いたのが現在の…
長野県大町市、大町市街地の西端に位置する曹洞宗の寺、天正寺。大和の古代豪族・阿部氏が姫川上流の信濃国・安曇地方に居を構えて仁科氏を称し、鎌倉時代に大町に館を築いたと伝えられますが、その仁科氏居館跡が現在の天正寺一帯。戦国…
長野県白馬村、姫川に流れ込む白馬連峰を源とする松川の合流点の西側、標高713mの小高い丘が城山。南北に延びる尾根を中心に中世の山城、塩島城(しおじまじょう)の城跡となっています。築城時期は不明ですが、戦国時代には安曇野を…
宮城県仙台市、伊達政宗が築いた築城当初の仙台城は、本丸だけでした。その本丸の北側、現在の二の丸広場との間にあるのが大手門跡で、大手門脇櫓が復元されています。仙台城の正式な登城ルートはもちろん本丸から。仙台市博物館(旧三の…
仙台藩の初代藩主・伊達政宗が関ヶ原合戦直後の慶長5年(1600年)12月に縄張りを開始し、慶長7年(1602年)5月に完成した仙台城。本丸跡も建物などの遺構は失われ、本丸北壁の石垣、本丸西側の堀切や土塁に往時を偲ぶのみと…
宮城県白石市にある続日本100名城にも選定される平山城が白石城(しろいしじょう)。仙台藩伊達氏の支城で、江戸時代の一国一城制の例外的な存在として明治維新まで存続しました。天守の代用として三階櫓が聳えていましたが明治の廃城…