白糸の滝(最上川)
最上川の本流に落ちる白糸の滝は、『奥の細道』途中の芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた景勝地。「五月雨を集めて早し最上川」は、芭蕉が舟下りで詠んだ名句で、『奥の細道』には、「白糸の滝は青葉の隙々(ひまひま)に落ちて、仙人堂、岸…
最上川の本流に落ちる白糸の滝は、『奥の細道』途中の芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた景勝地。「五月雨を集めて早し最上川」は、芭蕉が舟下りで詠んだ名句で、『奥の細道』には、「白糸の滝は青葉の隙々(ひまひま)に落ちて、仙人堂、岸…
岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内(栗駒国定公園内)にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま…
鹿角市の三方高(1221.8m)、三ツ又森(1118.7m)を源にする夜明島川の上流にある秘瀑。国土地理院の地形図にも下流の泊滝の記載はありますが、茶釜の滝は滝マークがあるのみで滝名は記されていません。まさに八幡平山中の…
森吉山(1454.2m)の南東麓、奥阿仁エリア最深部に位置する中ノ又渓谷。ブナの原生林が生い茂り、原始の自然をたたえた約8kmの渓谷に沿って、いくつもの名瀑が連続。新緑、紅葉と、変化に富んだ景観は、森林浴にも最適だ。なか…
鳥海山を源にし、その雪解け水を集めて落下する落差約58mの壮大な滝が、法体の滝(ほったいのたき)。子吉川上流に位置し、一の滝、二の滝、三の滝が3段となって落下。このうち三の滝の瀑布は美しい末広がりを見せますが、その様子が…
十和田湖を源流とし、東北屈指の渓谷美を誇る奥入瀬渓流の本流(奥入瀬川)にかかる唯一で最大の滝が銚子大滝。十和田湖に遡上する魚を拒み続けることから魚止めの滝とも呼ばれてきました。落差は7mですが、幅が20mもあり実にダイナ…
三段になって落ちる落差15mの不動の滝。修験者(しゅげんじゃ)の行場(ぎょうば)だった滝で、不動明王が祀られています。滝横の岩壁の下には、桜松神社が鎮座しています。松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたと…
アンモ浦展望台は、黒崎に建つ国民宿舎くろさき荘の庭から階段を降りた先にある展望台。アンモ浦展望台からは180度の視界が開け、高さ150m〜200mの切り立った断崖を眺望。断崖にかかるアンモ浦の滝は、落差150mで、岩手最…
白神山地の青森県側、世界自然遺産に登録されている白神山地の自然環境保全地域に隣接する赤石渓流暗門の滝県立自然公園にあるのが暗門の滝。暗門の滝周辺は世界自然遺産の緩衝地域に指定され、厳しく自然が保護されています。暗門渓谷ル…
奥入瀬川の支流、黄瀬川に懸かる滝が松見の滝。「日本の滝百選」に選定される滝の中では、屈指の到達難関の秘瀑となっています。十和田湖カルデラの北に位置するので、十和田湖温泉郷(焼山)から十和田湖方面に国道102号を走った黄瀬…
世界自然遺産白神山地を源流とする赤石川の中流部に流れ込む、滝ノ沢に懸かる滝。赤石川沿いの鰺ヶ沢町道・赤石渓流線途中に駐車場があり、ブナ、ミズナラの森の中の散策路を歩けば、到達できます。落差85m、幅15mの大瀑布で、「日…
蔵王連峰の東山腹、澄川の支流・石子沢に懸かる落差181m、幅7mの巨大な滝が三階滝で、日本の滝百選のひとつ。後烏帽子岳(1681m)の東面を流れる石子沢に懸かる3段の滝です。澄川本流の上流には地蔵の滝、不動の滝も懸かり、…
落差55m、幅6mの秋保大滝(あきうおおたき)は、秋保温泉のシンボルで、国の名勝、「日本の滝百選」に選定。幅6m、落差55mの巨瀑で、水量豊富な名取川の本流が滝壺に落ち込む轟音は、5〜6km先まで聞こえるほど。滝の入口に…
西中国山地国定公園に指定された山口・島根県境、寂地山(じゃくちさん/標高1337m)の山中にある峡谷が寂地峡(じゃくちきょう)。ブナの原生林に覆われた峡谷にあり、18の滝がある犬戻峡と7つの滝がある竜ヶ岳峡の2つの峡谷が…
新城市(しんしろし)を流れる阿寺川(あてらがわ)に懸かる滝が阿寺の七滝(あてらのななたき)。七滝といわれても7つの滝があるわけではなく、礫岩(れきがん)の断層にかかる7段の滝が阿寺の七滝。阿寺の七滝は、国の名勝、天然記念…
扇ノ山(おうぎのせん・1309.9m)を源流とする雨滝川にかかる落差40m、鳥取県随一の大滝。扇ノ山から流れ出た溶岩流の末端に懸かる滝で、滝近くまで舗装された林道が入り、徒歩数分で滝まで達することができます。トチやブナの…
大山(1729m)の東山腹、加勢蛇川(かせいちがわ)上流の地獄谷にある落差37mを誇る二段の滝。鳥取県最大の滝で「日本の滝百選」にも選ばれています。キャンプ場のある一向平(いっこんがなる)から遊歩道(中国自然歩道大山参詣…
赤目四十八滝を代表する赤目五瀑(渓谷入口から順に不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝)のひとつに数えられる落差8mの滝。岩を挟んで2つの流れとなって落下する様が荷を担っているような姿ということでその名が付きました。渓谷…