玉川自然研究路
十和田八幡平国立公園の中でも活発な火山活動をみせる玉川温泉周辺の火山地帯を探勝するのが玉川自然研究路。一周は30分。コース途中には湯の花を採取する湯畑(湯の花は玉川温泉で販売)、源泉である大噴(おおぶけ)、混浴の露天風呂…
十和田八幡平国立公園の中でも活発な火山活動をみせる玉川温泉周辺の火山地帯を探勝するのが玉川自然研究路。一周は30分。コース途中には湯の花を採取する湯畑(湯の花は玉川温泉で販売)、源泉である大噴(おおぶけ)、混浴の露天風呂…
十和田八幡平国立公園、標高990mに位置する後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)を起点とする2.7km、所要40分のハイキングコースが後生掛自然研究路。後生掛温泉の源泉ともなる伝説の湯沼、オナメ(妾の意)とモトメ(本妻の意…
秋田県を代表する景勝地で、男鹿半島・大潟ジオパークの中心的なジオサイトが寒風山。標高はわずかに345.7mですが、山頂まで車道が通じ、男鹿半島の付根に位置する成層火山ということもあって眺望は絶景。山頂には寒風山回転展望台…
入道崎は、男鹿半島(おがはんとう)の北端、北緯40度に位置する岬で、北緯40°のモニュメントもあります。海岸線は、高さ30m内外の断崖が続き、岬の先端には「日本の灯台50選」に選定の入道埼灯台が建っています。「男鹿半島・…
八甲田山の北側に広がる田代平湿原(たしろたいしつげん)。八甲田山という名前は、甲(かぶと)のような八つの峰の間に「田」と呼ばれる湿原が、点在することに由来しますが、その最大規模の田(湿原)が田代平湿原。200万年前の火山…
青森市と奥入瀬、十和田湖を結ぶ八甲田・十和田ゴールドライン(国道103号)の最高点である傘松峠近くにある湿原に囲まれた小さな沼。夏になると沼面を白いスイレン(エゾヒツジグサ)の花が飾るのでその名があります。傘松峠から睡蓮…
作家・深田久弥が『日本百名山』の中で「神の工(たくみ)を尽くした名園」と絶賛した大湿原地帯が八甲田山の中腹に広がる毛無岱(けなしたい)。上毛無岱、下毛無岱の2段になって広がり、夏にはワタスゲ、キンコウカなどが咲き誇る別天…
八幡平アスピーテラインの見返峠駐車場(八幡平山頂レストハウス)を起点とした遊歩道。標高1614mの八幡平山頂や八幡沼、鏡沼、メガネ沼、八幡平山頂、ガマ沼などを周遊する所要1時間のハイキングが楽しめます。
深田久弥の「日本百名山」の一座、八幡平(はちまんたい)山頂部にある八幡沼は標高1560m、長径570m、最大幅190m、深さ22.4mで、八幡平湖沼群の中でもっとも大きく、もっとも深い沼。6000年前に起こった水蒸気爆発…
八甲田ロープウェーの八甲田山頂公園駅を起点とした所要約1時間の遊歩道が八甲田ゴードライン。森あり、湿原ありの八甲田山の自然を凝縮したようなコースなのでぜひ歩いてみましょう。ゴードとはひようたんのことで文字通り8の字型で田…
蔵王連峰にあってドライブ途中に手軽に自然観察ができるのが蔵王エコーラインの途中にある駒草平。「高山植物の女王」といわれるコマクサをはじめ、ウツギなどを観察可能です。火山荒原に咲くコマクサは実に可憐。
2000万年前〜1500万年前にかけて度重なる火山活動で誕生した火山群の末端に位置する岩峰が鳳来寺山(695m)。ただし山体の底部は砂岩、泥岩の海成層で、火山によってできた地層の一部であって、火山ではありません。古代から…
三岳(みつだけ)の噴火で堰き止められてできた奥日光、湯ノ湖から流れ落ちる滝。落差70m、最大幅25mの末広がりの形をした滝で、豊富な水量が一気に流れ落ちる様は圧巻。水しぶきがあまりに多く湯気のように見えたことから、この名…
那智の滝(那智大滝)、袋田の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつに数えられる有名な滝で日光二社一寺の神域に位置しています。中禅寺湖から97mの高低差を一直線に水が流れ落ちる様は荘厳かつ豪快。昭和5年に営業開始という歴史ある専用エレ…
北方領土の国後島(くなしりとう)を眼前にする北海道・羅臼町。根室海峡に、シャチの大群が出没しています。毎年、初夏には根室海峡にシャチの大群がやって来ます。世界自然遺産に登録される海域は、この季節、プランクトンが爆発的に増…
知床国立公園の根室海峡側、羅臼にある環境省のビジターセンター。知床半島は、ウトロ側と羅臼側では自然風土が大きく異なります。世界遺産に登録された「流氷がもたらす生態系」は、国後島と知床半島に挟まれた根室海峡に春先に流氷が留…
風蓮湖(ふうれんこ)とオホーツク海を分けるように続く約8kmにわたる砂洲が、春国岱(しゅんくにたい)。風蓮湖とともにラムサール条約登録湿地となっています。車侵入禁止なので、野鳥の楽園となっており、その数はおよそ260種。…
風化の進む野付半島の奇観トドワラですが、野付半島の本当の良さは、レストハウスから先の半島先端部にあります。昭和28年初点灯の野付埼灯台のある竜神崎原生花園や、観光船の着く一本松原生花園まで足をのばせば、プリミティブな自然…