小倉城庭園
かつての小倉城主、小笠原氏が茶の湯や能を楽しみ、客をもてなした下屋敷(したやしき)の跡を復元し、大名庭園と書院を再現した北九州市立の文化施設が小倉城庭園。「小笠原流礼法」の宗家でもある旗本・小笠原家も一族で、全国的にも珍…
かつての小倉城主、小笠原氏が茶の湯や能を楽しみ、客をもてなした下屋敷(したやしき)の跡を復元し、大名庭園と書院を再現した北九州市立の文化施設が小倉城庭園。「小笠原流礼法」の宗家でもある旗本・小笠原家も一族で、全国的にも珍…
福岡市地下鉄空港線祇園駅からすぐにある古刹が東長寺(とうちょうじ)で、山号は南岳山。寺伝では、806(大同元)年、唐から帰国した空海が、日本で最初に開いたといわれる真言密教の寺とされ、この西の地から、東に少しずつ広がるよ…
戒壇(かいだん)とは僧が守らなければならない規律で、戒を受けなければ正式に僧尼になることはできません。5度の渡航に失敗し盲目となりつつも戒壇を日本に伝えたのは唐僧・鑑真(がんじん)。天平勝宝5年(753年)12月20日に…
全国にある水天宮(すいてんぐう)の総本社が久留米にある水天宮。社伝によれば1190(建久元)年、千歳川(現・筑後川)のほとりの鷺野ケ原(さぎのがはら)に高倉平中宮(建礼門院・平徳子)に仕えていた官女・按察使局伊勢(あぜち…
福岡県春日市にある、弥生時代の遺跡が須玖岡本遺跡。116基の甕棺墓などが発見されていますが、王墓の上石(うわいし)と推測される大石の下の甕棺墓(かめかんぼ)からおよそ30面の中国の前漢鏡、また銅剣2本、銅矛5本、銅戈1本…
志賀島(しかのしま/福岡市東区)の南西、博多湾を望む絶好の展望地である叶崎に整備された公園が金印公園で、歴史上の大発見といわれる「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)の金印(漢委奴國王印/国宝)の発見場所。有名な金印は…
『魏志倭人伝』などに登場する奴国(なのくに)。その中心とされるのが福岡県春日市の奴国の丘歴史公園(須玖岡本遺跡)一帯。その一角に建つのが春日市奴国の丘歴史資料館で、春日市内の遺跡から出土した埋蔵文化財や、昭和初期の農具を…
福岡市の歴史と民俗を通して、文化発展の足跡を学ぶ場として開館したのが福岡市博物館。平成25年11月にリニューアルした常設展示のテーマは、「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」。古代の奴国(なのくに)から江戸時代、…
外壁に張り巡らされた8000枚のハーフミラーや中心部の吹き抜けなど、近未来的な外観をもつ福岡タワー。シーサイド地区にある電波塔で、地上234mという高さは海浜タワーとしては日本一の高さを誇っています。3階と5階が展望室、…
壱岐・対馬(厳原)航路フェリーなども発着するベイサイドプレイス博多埠頭に建つのが博多ポートタワー。名古屋テレビ塔(昭和29年)、通天閣(2代目/昭和31年)、別府タワー(昭和31年)、さっぽろテレビ塔(昭和32年)、東京…
クスノキとしては全国3位、すべての樹種をあわせても全国4位という巨大なクスノキが、福岡県築上町(ちくじょうまち)の本庄の大クス(本庄の大楠)。環境省の調査では、幹周りは21.0m。日本一という「蒲生の大クス」(鹿児島県姶…
九州最初の鉄道の開通は、明治22年の博多駅〜千歳川仮停車場間。私鉄の九州鉄道で、明治24年に門司駅(現在の門司港駅)まで延伸すると本社を門司駅に移しています。そんな九州の鉄道の歴史を体感できるのが門司港駅近くにある九州鉄…
建築家・黒川紀章(くろかわきしょう)の設計した高層マンション「門司港レトロハイマート」の31階に設けられた展望台が門司港レトロ展望室。門司港レトロ地区のランドマークともなっている「門司港レトロハイマート」最上階、高さ10…
門司港レトロ地区に残る明治期の希少な建物が旧門司税関。明治42年、長崎税関から分離独立し(それ以前は明治22年開設の長崎税関の出張所でした)、全国7番目の税関として門司税関発足時に建設されたもの。当時は大阪商船に似た尖塔…
北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して平成6年に門司港レトロ地区に建てられたのが北九州市大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)。建物はロシア帝国が1902年に大連に建設した東清鉄道汽船会社社屋(現在大連に…
大正6年に建てられた大阪商船門司支店の建物が、門司港レトロ地区にある旧大阪商船。灯台にも似た八角形の塔屋が特徴的な木造2階建ての洋館です。外装にオレンジ色のタイルが敷き詰められ、帯状に白い石で装飾されているので、一見する…
大正10年、三井物産門司支店の貴賓をもてなす社交倶楽部として建てられたものが旧門司三井倶楽部。梁や柱を外側に露出したハーフティンバー様式(木骨様式)の木造2階建ての洋館は、国の重要文化財。各部屋にマントルピース(暖炉)が…
門司港第一船だまりの入口に架かる歩行者専用の跳ね橋がブルーウィングもじ。船の航行にあわせて午前2回(10:00・11:00)、午後4回(13:00・14:00・15:00・16:00)、1日計6回、橋が音楽にあわせて跳ね…