水屋の大楠
三重県松阪市飯高町、春日大社の安在所として祀られた水屋神社の御神木が、水屋の大楠。樹高35m、根回り29m、幹周り16mで、樹齢1000年を越えると推定される全国16位となる巨木(クスノキとしては全国12位)で、三重県の…
三重県松阪市飯高町、春日大社の安在所として祀られた水屋神社の御神木が、水屋の大楠。樹高35m、根回り29m、幹周り16mで、樹齢1000年を越えると推定される全国16位となる巨木(クスノキとしては全国12位)で、三重県の…
三重県津市美杉町上多気にある伊勢国司・北畠氏の城館が、多気北畠氏城館。南北朝時代に、南朝方として伊勢に入り、南北朝が統一後、伊勢国司としての地位を保ち、守護大名として室町時代を生き抜いた北畠氏の伊勢支配の拠点。国の史跡に…
三重県度会郡玉城町(たまきちょう)にある南北朝時代に南朝の拠点として築かれた城が田丸城。神宮(伊勢神宮)を抑える要衝で、戦国時代には北畠家の家督を相続した織田信雄(おだのぶかつ=織田信長の次男)の居城となり、近世城郭に改…
三重県津市広明町にある桜の名所として知られる公園が津偕楽公園。江戸時代には津藩主の鷹狩り場で、休憩施設となる御殿があったことから御殿山と呼ばれていた場所。明治10年に三重県公園として整備された歴史ある公園で、津公園と通称…
三重県鳥羽市、昭和30年にミキモト真珠島を眼前とする鳥羽港に誕生した歴史ある水族館が鳥羽水族館(とばすいぞくかん)。「パフォーマンススタジアム」、「海獣の王国」、「古代の海」などにテーマ分けされた12のゾーンを有する超巨…
三重県鳥羽市浦村町、鳥羽方面から三重県道128号(鳥羽阿児線)・パールロードを走ると麻生の浦大橋を渡った先の最初の展望地が白浜ビューポイント(展望台A)。菅島、神島など伊勢湾に浮かぶ島々を眺望する展望地で、海の博物館東バ…
三重県名張市、室生火山群(むろうかざんぐん=1500年万年前の溶岩で形成された台地)が名張川の支流・青蓮寺川の侵食作用によって削られて誕生した渓谷と奇岩群が香落渓(かおちだに・こうちだに)。斧で断ち割ったかのような柱状節…
三重県南牟婁郡紀宝町の大瀧寺、浅里神社の西隣にある落差30m、幅12mの滝が、飛雪の滝(ひせつのたき)。豊富な水量の滝は飛沫を生み出し、滝壺に虹の架かることも多く、被写体としても人気。滝の名は、観瀑に訪れた紀州藩初代藩主…
三重県は畿内に近いということもあり、墳丘長188mという東海・北陸地方最大の御墓山古墳(みはかやまこふん)があり、さらに同じ伊賀地方の馬塚古墳 、石山古墳の3ヶ所が三重県三大古墳。ヤマト王権との密接な関係がうか…
三重県熊野市にある中世から近世の過渡期に築かれた平山城が赤木城(あかぎじょう)。藤堂高虎が縄張りし、築城したという曲輪群が残され、続日本100名城に選定。江戸時代初期の北山一揆で処刑された刑場跡とともに、「赤木城跡及び田…
三重県伊賀市にある俳聖・松尾芭蕉を顕彰するミュージアムが芭蕉翁記念館。松尾芭蕉は、正保元年(1644年)、伊賀上野で生誕。昭和34年に建てられた記念館は、校倉様式を取り入れた高床式の鉄筋コンクリートの建物に、収集した資料…
三重県伊賀市にある菅原道真を祭神とする社が上野天神宮(菅原神社)。寛文12年(1672年)、松尾芭蕉が江戸に出る前に、処女句集『貝おほひ』を奉納し、文運を祈願したことでも有名な伊賀上野の氏神です。『上野天神祭のダンジリ行…
三重県伊賀市大山田地区の山中にある真言宗智山派の寺、新大仏寺。建長2年(1202年)、東大寺を再建した高僧、俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)の開基で、源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として創建。快慶作の毘盧舎那如来坐像…
三重県伊賀市、「赤門」の愛称で親しまれる江戸時代の藩校の遺構が旧崇広堂(きゅうすうこうどう)。伊賀上野に住む藩士子弟を教育する目的で、津藩10代藩主・藤堂高兌(とうどうたかさわ)が江戸時代後期の文政4年(1821年)に藩…
三重県鳥羽市の鳥羽港にあるのが伊勢湾フェリー鳥羽フェリーターミナル。渥美半島先端の伊良湖港(愛知県田原市)と鳥羽港(三重県鳥羽市)を結ぶ伊勢湾フェリーの鳥羽港にあるターミナルで、伊勢湾フェリー(所要55分)を利用すれば、…
三重県尾鷲市賀田と熊野市二木島の市境、甫母峠(ほぼとうげ)を越える峠越えの古道が熊野古道伊勢路曽根次郎坂・太郎坂。峠を境に自領と他領に分かれていることが訛って、次郎、太郎となったと推測されています。美しい石畳やイノシシや…
三重県度会郡大紀町(たいきちょう)と北牟婁郡紀北町の境に位置する峠越えの道が熊野古道伊勢路 荷坂峠道(にさかとうげみち)。江戸時代、紀州藩の街道整備に伴って急峻なツヅラト峠道を諦め、東寄りの荷坂峠道を藩道としたものです。…
三重県尾鷲市、伊勢の神宮と熊野三山に祀られる熊野権現を結ぶ巡礼の道、熊野古道伊勢路。その最大の難所され、山賊や狼(おおかみ)が出没して旅人を困らせたのが八鬼山越え(やきやまごえ)です。沿道の随所に石仏があるのは、往時の苦…