離宮八幡宮
京都府乙訓郡大山崎町にある古社が離宮八幡宮。貞観元年(859年)、清和天皇の命により、南都(奈良)・大安寺の僧・行教が大分の宇佐八幡宮(八幡大菩薩)を勧請して創建。嵯峨天皇の離宮・河陽宮(かやのみや)跡に建立されたことか…
京都府乙訓郡大山崎町にある古社が離宮八幡宮。貞観元年(859年)、清和天皇の命により、南都(奈良)・大安寺の僧・行教が大分の宇佐八幡宮(八幡大菩薩)を勧請して創建。嵯峨天皇の離宮・河陽宮(かやのみや)跡に建立されたことか…
静岡市駿河区宇津ノ谷、宇津ノ谷峠の手前、旧東海道の面影を色濃く残す、丸子宿と岡部宿間の間の宿(あいのしゅく)の家並みが宇津ノ谷集落。「立場茶屋」として御羽織屋(石川家)が近年まで家伝の陣羽織を展示していましたが、今では閉…
静岡県静岡市駿河区宇津ノ谷と藤枝市岡部町の境、宇津ノ谷峠越えの最も古い道が蔦の細道(つたのほそみち)。律令時代の駅伝制では郡家間交通路の伝馬の道、平安時代からは官道(現在の国道)として多くの人が往来した古道で、ハイキング…
静岡県掛川市掛川、掛川城の北東、中世の掛川古城跡にあるのが龍華院大猷院霊屋(りゅうげいんたいゆういんおたまや)。明暦2年(1656年)、遠江掛川藩主・北条氏重(ほうじょううじしげ)が、3代将軍・徳川家光(大猷院殿)の霊牌…
京都府長岡京市にある前方後円墳が、恵解山古墳(いげのやまこふん)。13基の古墳が国の史跡となっている乙訓古墳群(おとくにこふんぐん)のひとつで、恵解山古墳は、墳丘長128m(後円部径78.6m、前方部長49.4m)で、乙…
京都府長岡京市にある西山浄土宗総本山が光明寺(こうみょうじ)。承安5年(1175年)、法然上人が45歳の時に、庵を結び、初めて専修念仏の教えを説いた地で、「浄土門根元地」。法然の法弟、熊谷直実(くまがいなおざね)が建久9…
京都府八幡市、男山の中腹にある曹洞宗の古刹、神應寺(じんのうじ/神応寺)。貞観2年(860年)、男山に石清水八幡宮護国寺(近世までは神仏習合)を勧請した南都(奈良)・大安寺の僧・行教(ぎょうきょう)が、応神天皇の霊を祀る…
京都府長岡京市にある真言宗豊山派の寺、乙訓寺(おとくにでら)。寺伝によれば推古天皇の命により聖徳太子創建で、唐から帰朝した空海も当地に滞在したとか。奈良・長谷寺の末寺にあたり、長谷寺から移された2000株の牡丹が茂り、牡…
京都府長岡京市にある大同元年(806年)、清水寺の開祖・延鎮(えんちん=法相宗の僧)による創建と伝えられる、西山浄土宗の寺が楊谷寺(ようこくじ)。楊は柳のことで、柳谷観音(やなぎだにかんのん)と通称されています。本尊は「…
京都府京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派の寺、圓通寺(円通寺)。もともとは後水尾上皇の幡枝離宮があった場所。注目は比叡山を借景とする枯山水庭園。後水尾天皇が寛永6年(1629年)の退位後、洛北に12年もの間、隠居…
京都府京都市右京区京北鳥居町にある古社が山国神社(やまぐにじんじゃ)。創建は宝亀年間(770年~780年)といわれ、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載もある式内社。延暦13年(794年)の平安遷都に際し、木材を伐り出し…
京都府京都市右京区京北井戸町にある臨済宗天龍寺派の寺が常照皇寺(じょうしょうこうじ)。南北朝時代、北朝の初代天皇・光厳上皇により開かれ、歴代天皇にも庇護を受けて栄た寺。広大な境内には、江戸末期の建築である方丈、隠寮、庫裏…
その名の通り、美しい緑の山々に囲まれた京都府南丹市美山町。なかでも北の集落は、全世帯の半数以上が茅葺き民家で、南丹市美山町北伝統的建造物群保存地区(国の伝統的建造物群保存地区)に指定されています。背後には北山杉が林立する…
京都府京都市左京区大原大原から鯖街道(国道367号)を北に2kmほどで古知谷(こちだに)にある浄土宗の寺、古知谷阿弥陀寺。焼杉山の山中にある阿弥陀寺は、慶長14年(1609年)、木食弾誓(もくじきだんせい)上人が創建した…
京都市左京区岩倉にある天台宗の寺、実相院(じっそういん)。かつては天台宗寺門派(天台寺門宗)三門跡のひとつ(皇族関係者が住職を務める寺)で、実相院門跡、岩倉門跡、岩倉御殿とも呼ばれる名刹。狩野派の襖絵などが現存し、まさに…
京都府京都市左京区にある京都市民のオアシス的存在の公園が宝が池公園。宝が池は、宝暦13年(1763年)、松ヶ崎地区の水不足を解消するために灌漑用貯水池として湿田を改修して造成された溜池。池の畔に国立京都国際会館、「ザ・プ…
京都府京都市左京区にある本山修験宗の寺、峰定寺(ぶじょうじ)。昔、京の都を花と呼び、その都を背にしているので花背と呼んだという京都市街の北端、寺谷川に臨む花背の地、大悲山の山腹に建つ隠れ寺。大原からも国道477号で3つの…
京都府京都市左京区、洛北の若狭街道に建つ天台宗山門派の寺、蓮華寺。応仁の乱で荒廃した寺を寛文2年(1662年)、加賀藩の家老・今枝近義(いまえだちかよし)が祖父・今枝重直の菩提を弔うために洛中から移転させて再興。山門や池…