臼碆・竜宮神社
高知県土佐清水市、足摺岬から西へ続くリアス式の海岸線。その半島西端に位置するのが臼碆(うすばえ)。沖臼と呼ばれる突端の岩礁地帯は、黒潮が高知県で一番最初に激突する場所で、潮の流れも速い、海の難所になっています。展望台から…
高知県土佐清水市、足摺岬から西へ続くリアス式の海岸線。その半島西端に位置するのが臼碆(うすばえ)。沖臼と呼ばれる突端の岩礁地帯は、黒潮が高知県で一番最初に激突する場所で、潮の流れも速い、海の難所になっています。展望台から…
高知県土佐清水市、岬の先端の断崖上に白亜の足摺岬灯台(あしずりみさきとうだい)が建つ四国最南端の岬(正確には岬の西1kmにある長碆が最南端)が足摺岬。足摺宇和海国立公園の中心的なビューポイントで、隆起海岸のダイナミックな…
高知県高知市、藩政時代の安芸土居(土佐藩家老・五藤家屋敷=安芸城)の城下に形成された武家屋敷町は土居廓中(どいかちゅう)と呼ばれ、安芸市土居廓中伝統的建造物群保存地区(国の伝統的建造物群保存地区)に選定されています。武家…
高知県安芸市土居にある中世から近世の城跡(平山城)が安芸城(あきじょう)。鎌倉時代の初め、延慶2年(1309年)に土佐七守護のひとり、安芸親氏(あきちかうじ)によって築かれたと伝わります。藩政時代には、土佐藩山内家家老・…
三菱財閥を創始した岩崎弥太郎(岩崎彌太郎)は、天保5年12月11日(1835年1月9日)、土佐国安芸郡井ノ口村(現在の安芸市井ノ口)に生誕。生家は現在も岩崎家の所有で、無料で公開されています。瓦に残る家紋の三階菱と土佐藩…
安芸城の城下町、高知県安芸市にあるNHK朝連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』(昭和63年)の舞台にもなった櫓時計が野良時計。土居村の大地主だった畠中源馬が、野良仕事をする人に時を知らせるために、明治20年頃に設置したもの。…
京都市舞鶴市、明治37年に完成したレンガ造りのトンネルが北吸隧道(きたすいずいどう)。舞鶴を代表する赤れんが建造物のひとつで、官設舞鶴線と同時期に海軍施設への海軍引込線に設けられた鉄道用の隧道(トンネル)。昭和47年に廃…
天正15年(1587年)、豊臣秀吉の都市計画で現社地に遷座した錦天満宮(京都市中京区)。錦の水は、錦天満宮境内に地下35mから湧き出す霊水。京の名水の一つに数えられ、周辺の飲食店関係者を中心に水を汲みに来る人が絶えません…
京都市下京区にある、小野小町が化粧に使ったと伝わる井戸の跡が化粧水(けしょうのみず)。平安京の昔、西洞院通は「西洞院大路」(にしのとういんおおじ)といって、幅8丈(24m)という大きな通りでした。四条西洞院南東角には小野…
京都を流れる鴨川に5ヶ所、支流の高野川に1ヶ所ある飛び石橋のひとつで、賀茂大橋のすぐ上流、鴨川デルタと呼ばれる加茂川・高野川合流点に位置するのが出町の飛び石。叡山電鉄・京阪電気鉄道の出町柳駅前にあるので、最も有名な飛び石…
京都を流れる鴨川に5ヶ所、支流の高野川(たかのがわ)の支流に1ヶ所ある飛び石橋のひとつで、高野川の高野橋下流側、蓼倉橋との間に位置するのが高野川の飛び石。すぐ東側にショッピングセンターの洛北阪急スクエアがあるので、生活道…
京都を流れる鴨川に5ヶ所、支流の高野川に1ヶ所ある飛び石橋のひとつで、鴨川上流に位置するのが荒神の飛び石。地元の人は橋を使わずにこの飛び石を利用する人も多く、生活道路となっています。亀の形をした石がもっとも多く配されてい…
京都市街を流れる鴨川には多くの橋が架かっていますが、地元の人が気軽に利用できる飛び石も配されています。出町柳の下鴨神社から下流が鴨川で、本流に5ヶ所、支流の高野川に1ヶ所の飛び石が配されています。その最下流に位置するのが…
京都市上京区にある天台宗延暦寺派の寺・護浄院(ごじょういん)、通称・清荒神(きよしこうじん)の境内の湧水が無垢の井(むくのい)。手水舎に湧き出るその水は、あまり知られていませんが京の三名水の一つに挙げられている梨木神社の…
京都市上京区にある天台宗の寺、護浄院。正式名は護浄院ですが、京の七口のひとつ、荒神口の名の起こりとなった清荒神(きよしこうじん)で有名。本堂前に鳥居があるのは、神仏習合時代の名残りです。江戸時代以降、歴代天皇に国家安寧・…
京都市上京区、梨木神社(なしのきじんじゃ)境内に湧く水で「県井」(あがたい)、「醒ヶ井」(さめがい)と並び京都の三名水の一つに数えられるのが染井の水。三名水のうちで、現在飲用できるのはこの染井の水だけ。この井戸は、かつて…
京都市上京区にある幕末から明治維新に活躍した三条実万(三條實萬/さんじょうさねつむ)と三条実美(三條實美/さんじょうさねとみ)を祀る神社が梨木神社(なしのきじんじゃ)。三條家邸跡に隣接する地に明治18年に創建。聡明な三条…
慶長19年(1614年)に高瀬川の掘削に成功し、高瀬川舟運を管理した京の豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)が築いた庭園。高瀬川の鴨川からの取水口にあたる場所に建てられた別邸内にあったもので、明治初期に元勲・山県有朋の所…